悩むベルギー人元モデル 禅修業に求めるモノ
2007年11月22日06時00分
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(c)NHK
岡山市にある曹源寺は一風変わった禅寺である。海外からやってきたビジネスマンや教師、学生たち、20人あまりが修行をしている。住職・原田正道さんは、信じる宗教は違っても、禅は自分自身を問い直し、生き方を探る手段だと考えている。
ベルギーから来た25歳の男性は、元ファッションモデル。富や名声の渦巻く世界で、何が本当の幸せなのか思い悩むようになった。その時に禅と出会った。
アメリカからやってきた43歳の男性は、建設会社の元支店長。何事にも完璧を求める性格から現実とのギャップに悩み苦しんだ。家族とも離れてこの寺で修行を続けている。
なぜ、彼らは禅を学びために日本までやってくるのか?
今回の「ホリデーにっぽん」では、必死に自己と向き合う外国人修行僧たちの修行の日々に迫る。