2024年 3月 29日 (金)

井上康生引退 美しい柔道と「新宿豪遊」の関係

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   4月29日、日本武道館で行われた柔道の全日本選手権(100キロ超級)で、注目の井上康生(29)が準々決勝で敗れ、北京オリンピック代表への夢は終わった。大会を制したのは新鋭石井慧(21)で、決勝で鈴木桂治(27=北京100キロ級代表)を破り、100キロ超級代表に選ばれた。新たなヒーローの誕生だ。

内股にこだわった

   シドニー五輪の金メダリスト井上康生は、アテネで4回戦敗退のあと苦難の連続だった。大胸筋腱断裂、国際大会で成績が残せない、2月のフランス選手権も5 位に終わった。1月の結婚会見でも「最大の目標は北京」といっていた井上に残された道は、全日本体重別と同無差別の2つを勝つことだった。

   その体重別を、絵に描いたような「内股」で制した今月6日、井上は涙を流して喜んだ。しかし、この日対戦した高井洋平(25)には、内股をすかされ抑え込まれた。井上は「得意の内股を返されたので、しょうがない。夢を追い続けたのは良かった」と力無く語った。引退をほのめかしたとも伝えられる。

   加藤浩次が「最後まで内股にこだわったということですね」

   テリー伊藤は「最近の日本の柔道って、優勢とか有効とかわかりにくい。井上選手は本来の美しい柔道だった」といったが、「勝った石井選手、頼もしいですね。21、2っていちばん強いとき、荒っぽいとき」と。

   加藤も「石井選手はちょっとヒールで、ボクは好きですよ」

   江田けんじは「井上選手が優勝したのも、同じくらいの歳でしょう」

   テリーは「石井選手はいちばんいいとき。井上選手もそうだったけど、あの頃ってデリカシーないですよ。新宿なんかで遊んで暴れてた。そういう方がでかい大会で勝つんですよ」(笑い)

   確かに言えてる。格闘技なんだものねー。ネクタイは似合わない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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