女医が実名告白「教授が太ももを……」 教授は否定

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   学位審査で学生からの謝礼金授受が発覚した横浜市立大の嶋田紘前医学部長(64)に、性的嫌がらせのセクハラやパワハラ疑惑が浮上している。

真摯に調査を

   被害を受けたのは、今年3月末まで同教授の部下だった女性医師(33)。女性医師は今年1月同大ハラスメント防止委員会に訴えていた。

   が、大学側の不誠実な対応に業を煮やし5月26日に記者会見、『スパモニ」の独占インタビューにもセクハラやパワハラの事実を実名で生々しく訴えた。

   それによると、セクハラ、パワハラがあったのは07年6月から11月までの6か月間。きっかけは学会の仕事で嶋田教授と接触する機会が増えたある日。教授が近寄ってきて太ももを触ってきたので、拒否する仕草で離れたという。

   それ以降、同教授のパワハラがエスカレート。「バカに話をしてもしょうがない。お前には話をしてもムダだ」などと言った暴言を患者の前で投げつけられたという。

   同教授のパワハラでもっとも憤慨し、苦痛に感じたのは、教授の指示で始めた研究のデータが入っているパソコンを取り上げられたこと。

   問い質すと教授は「きみの小遣いで買った物を取り上げるわけないだろう。そんなことは覚えていない」と、言われたという。

   大学のハラスメント防止委員会に訴えたがいまだにナシの礫。かわりに今月22日、嶋田教授から次のような通告文が届いた。

   「訴えた内容は事実に反したものであり、通告人の名誉を著しく害している」

   番組では、07年11月発覚した博士号をめぐる謝礼金疑惑にも触れた。

   学位審査対策委員会が今月2日、調査結果を発表したのだが、それによると61人の教授、准教授のうち、16人が受け取ったことを認めた。

   その総額は約570万円で、うち300万円を嶋田教授が受け取っていたという。しかし、「慣行という認識のもと行われ、医局の運営に使われたものも多い」とあいまいな結着に。

   番組最後に、原元美紀リポーターがインタビューした感想を「彼女は、医局のこうした雰囲気を変えていきたい、改善したいと訴えていましたね」。

   赤江珠緒キャスターも「決死の覚悟で会見し、インタビューに応じたと思われます。真摯に防止委員会は調査して欲しい」と。

   市民の税金が投入されている公立の大学医学部が、「白い巨塔」どころか「真っ黒な伏魔殿」。これが事実ならほっておけない。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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