鳥越「警察がデータをねつ造、としか思えない」 強姦未遂事件

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   <テレビウォッチ>「冤罪」を度々取り上げるスパモニだが、番組はまだまだ足りないと認識してるようだ。その反省から「前略裁判長 異議アリ」なるシリーズを立ち上げているそうだ。「われわれテレビは判決を不可侵なものとして無批判に伝えることが多かった」(赤江珠緒キャスター)と仰々しい。

判決を不可侵なものとして…

   取り上げたのは「御殿場事件」特集である。この事件では、当時16歳の女子高生が御殿場の公園で少年10人から強姦未遂の被害にあったとされている。が、いろいろ不可思議な点があり、「事件の存在自体が疑われる」(長野智子リポーター)のだ。

   番組が今回主に問題にしたのは「犯行日時」。当初は2001年9月16日だったが、アリバイの矛盾を指摘された少女は、1週間前の9月9日に日付を変更。その日は台風が接近していて天気が悪く、1日中雨が降ったりやんだりだった。少女は公判において、犯行前後に「カサをさした記憶がない」「服が濡れた記憶がない」などと証言した。これは矛盾だというわけだ。

   裁判は高裁まで進み、「被害者の証言は日付以外は一貫していて信用できる」として有罪判決が下っている。天候問題については、現場近くの公的機関2か所の気象データで、犯行前後の雨量がゼロだったため、雨が降っていたとも言えないとしたそうだ。

   ところが、今日(6月19日)の番組によれば、そのよりどころとなった2か所(消防署と市役所農業研修センター)のデータは、それを収集した警察の解釈ミス、あるいは捏造による誤った情報だったという。消防署のほうは既報らしいが、今回センターのほうも、職員が警察にデータの見方の訂正を申し入れていたことが新たに明らかになった。

   コメンテイターの鳥越俊太郎は「少女のウソに合わせて、警察はデータをねつ造、でっち上げた。そうとしか思えない」とハイボルテージ。弁護士の石丸幸人も「事実認定に誤りがあるので、最高裁は高裁判決を完全に破棄すべき」とアドバイスするなど、スパモニ法廷では冤罪が異議なく認定されたようだった。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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