2019年 1月 18日 (金)

鳩山夫妻の略奪婚問題 「今さら」なのか「火だね」か

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   ついに鳩山新政権が船出したが、2001年の小泉政権発足時のような浮ついた高揚感はない。ひな壇に並んだ閣僚たちにも笑顔はないが、決意を秘めた一人ひとりの顔が頼もしく見えるのは、こちらも政権交代の余韻が醒めやらぬせいだからか。

千葉新法相と指揮権発動

   危惧された、小沢一郎幹事長の押しつけ人事も、予想外に少なかったようだ。藤井裕久氏の財務大臣起用に反対していたといわれていたが、すんなり通った。

   だが、岡田幹事長留任を画策した「反小沢グループ」の野田佳彦幹事長代理など6人は1人も閣僚にしなかったなど、小沢氏の影響力が全くなかったわけではない。

   私が注目していたのは法相人事だったが、弁護士出身で旧社会党の元祖マドンナ、参院4期目のベテラン千葉景子氏に決まった。

   彼女は就任会見で、死刑廃止議員連盟のメンバーであることを明らかにし、死刑執行については「職責を踏まえて慎重に判断したい」と語った。

    彼女は、改正国籍法(未婚の日本人の父と外国人の母との間に生まれた子どもの国籍取得要件から両親の結婚を外し、父親が認知すれば国籍が取れるようにした)成立にも力を尽くした人権派だ。民主党が公約している「取り調べの可視化」をどう進めるかも注目だが、小沢幹事長の西松建設問題や、鳩山首相の故人献金問題で、検察が強硬姿勢に出てきたらどうするのか?

   これに対する答えなのだろう。会見でズバリこういい放った。「法相の検事総長への指揮権の発動については『国民の視点に立って、検察の暴走をチェックする点から対処していく』」。千葉法相、小沢、鳩山VS.検察「暗闘」の行方はどうなるのか、注目である。

   選挙が終わって、各週刊誌の民主党との距離感の違いが出てきた。現代、朝日は、しばらく民主党に寄り添って生きていこうという編集方針のようだ。

   ポストは、民主党には寄り添うが、小沢幹事長には批判的なスタンスでいく。今週も、内容的には温いが「小沢一郎『新政権支配』全相関図」とタイトルをうって、「うちは小沢批判でいくよ」という姿勢を明確にしている。

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