2024年 4月 19日 (金)

「官僚の暴走、戦前の軍部と同じ」 勝谷誠彦「ようやくメス入った」

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!

<テレビウォッチ> 「事業仕分け」で大注目の人となった蓮舫をスタジオゲストに招いた。

   加藤浩次の「お疲れじゃないですか」という労いに「大丈夫です」と答える笑顔の蓮舫には、一仕事終えた安堵感が見てとれる。

   この間、彼女については、次世代スパコン開発に関する「世界2位じゃダメなんでしょうか?」発言、また、国立女性会館理事長に質問を連発して、「言おうとするのを止められるのは心外」と反論された場面がマスコミで繰り返し報じられ、どちらかといえば「悪役」扱いされた。

   勝谷誠彦が「なんで各局ああいうところだけ映すのか」と言うと、蓮舫は「私もテレビにいたので、よくわかります」と受けて「私がディレクターでも同じようにしたと思います」と気にしていない風を装う。

   テリー伊藤が、今回、9日間で国の事業のほぼ1割が「仕分け」され、1兆6000億円の「ムダ」が洗い出されたことを示し、「全部やったらどれくらいになりそうか」を尋ねると、「ケタが違うと思う」と蓮舫。

   勝谷は「10兆から20兆の間になる。今回で手口がわかった。犯罪捜査と同じで、手口がわかると似た犯罪がいっぱい見つかる」と語る。

   蓮舫は「野党のとき私たちはムダづかいを指摘してきましたが、小さいことを突いていたなと自戒を込めて思う」と、しみじみ話す。

   勝谷が、「仕分けは本来、国会議員が国会でやるべきこと。それをこの国は半世紀以上ほったらかしてきた。国会議員は僕らが選んだが、僕らの金をメチャクチャにしているのは僕らが選んだ人じゃない。国が雇った人だ。それを国会議員が統制しなきゃいけないのに、文民統制がないまま暴走してきた。戦前の軍部と同じで、国を滅ぼしかけている。ようやくメスが入ったのが今の状況」と、たまったものを吐き出すようにまくし立てた。

   番組的には、勝谷を先頭に「事業仕分け」に大エールを送る結果になった。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中