2024年 3月 29日 (金)

指は年齢ごまかせない!お肌ツヤツヤ、顔バリバリの大女優も手はおばあちゃん

   最近の30代、40代の女性ってキレイな人が増えた気がしませんか。自分達が10代や20代の頃に思っていた人達よりもキレイ! 街を歩いていても、若々しく美しい30代40代女性を以前より多く見かけるようになった気がします――。

   これはある会議で出た意見。ちなみに、自分達とは30代40代で構成されたスタッフなので、多分に自画自賛なのですが、客観的に見ても、キレイな中高年、もとい30代40代は増えている。そう、以前は45歳ぐらいから中年と表現されていましたが、今の45歳の女性に中年なんて言ったら、張り倒されそう。口が裂けても、「あなた中年ね!」とは言えない。そのぐらい今の30代40代女性は、化粧品や美容整形の技術革新によって、美しく、そして若々しいのが当たり前といった風潮のマスコミやネットに扇動されて、魔女並みに若さを保ち美しさに磨きをかけている。

全身メンテナンスの落とし穴

   ところが、そんなキレイな魔女たちにこんな手厳しい話も出てきた。後ろ姿は一瞬20代かと思うが、よく見ると30代以上と気付くことが多いというのだ。流行りのファッションで身を包んでいても、どこか着こなせていない感じが背中からにじみ出ているんだそうである。痛いところをつかれた話。重力に逆らえなくなっている箇所が、とくに夏服では顕著だもの。

   張りのある肌としなやかな筋肉を持っている女の子に比べれば、同じようなコーディネートをしていても、ダメなのは重々承知。40代ともなると、たいていの女性の肌は冷蔵庫に入れてしばらく忘れていたナスのようだもの。水分が抜けきってしまった感じが、肌のテクスチャーに似ている。だからこそ、キレイに磨きをかける女性たちは、魔法のようなテクニックとお金をかけてなんとか喰いとどめようとする。それは加齢のスピードを緩める、遅らせるとった本来の意味のアンチエイジングではなく、時計の針を逆回転させる、進みを止まらせるといったアンチエイジングに走っていく。今の年齢で留めるのではなく、今よりも若い年齢に見せたい。そんな気合いの入った女性達は、体中のあらゆる部分をメンテナンスしていく。顔、体、髪の毛、体全体の皮膚、内臓。すごい人にいたっては女性器さえもメンテナスをするという。

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