ケンタロウ、たかじん不在いつまで?座り悪い「ピンチヒッター番組」

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   4月(2012年)ということで新番組や番組リニューアルが続いているが、見ていてなんとも落ち着かないのが、番組のメーンキャストが病気やケガで休養し、「主役不在」のまま続いている番組だ。これまでにもこうしたことはあったが、今シーズンはとくに多く、それも長期化しそうなのだ。

   食道がん治療のため2月から休養中のやしきたかじんが司会進行の「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ系)は、キャスターの辛坊治郎が代役をつとめている。辛坊はたかじんから「頼むわ。つないどいてくれ」と言われいると報告したが、具体的な復帰については「(手術後も)点滴治療ややせることもある。すべてが万全の状態になってから復帰したいというお考えもあるでしょう」とハッキリしない。たかじんがメインの「たかじんの胸いっぱい」(関西テレビ系)も、「復帰されるまでお待ちしたい」(編成部長)と、復帰のメドが立たないまま番組だけは同じスタイルが続いている。

国分太一と息合うか?「マンスリーゲスト」はお試し期間

   バイク事故で入院中のケンタロウが国分太一と絶妙の掛け合いで進める料理番組「太一×ケンタロウ 男子ごはん」(テレビ東京系)は、3月までの再放送でつないできたが、4月から月替わりの「マンスリーゲスト」がケンタロウの代役をつとめている。4月は栗原はるみの長男で料理研究家の栗原心平が担当だが、番組の構成、コーナーはケンタロウが出演しているときとまったく同じで、有名料理家の息子というのも同じ。

   「マンスリーゲストはいわばお試し期間ということでしょう。秋の番組改編までにケンタロウの復帰が無理なようなら、数人のマンスリーゲストの中から国分と息が合って、ケンタロウ時代とあまり違った印象にならない料理人をレギュラーに据えるということだと思います」(テレビ局プロデューサー)

   フジテレビ系の朝の情報番組「めざましテレビ」は、急性リンパ性白血病で休養中の大塚範一キャスターに代わって三宅正治アナをメーンに決め、番組もリニューアルしたが、「最終日」となった3月30日に大塚は電話出演して、「秋口の復帰を目指す」と語った。まだなんらかの形で番組に関わりたいということだろう。視聴者にしてみれば「三宅めざまし」なのか、やはり「大塚めざまし」なのか、これまた落ち着かない。

   制作サイドとしてはこういうケースの対応は実に難しい。不祥事ならばスパッと切ることもできるが、病気やケガで療養中に番組を終了したり、出演者を入れ替えたりすれば、「見捨てた」「冷たい」とファン視聴者に逃げられてしまう。さりとて、代役で続けても視聴者はジワジワと離れていく。たかじん、ケンタロウの番組とも、今年の秋の番組再編で継続・終了の判断を迫られそうだ。(テレビウォッチ編集部

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