インサイダー取引、AIJ、オリンパス...金融犯罪の裏でうごめく「ある証券マン」

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インサイダー情報「つい言っちゃう」「業界の慣行」と違法性の意識希薄

   こうした証券マンの意識は今も変わっていない。インサイダーにしても「つい言っちゃう」「業界の慣行だ」と多くが言う。早大大学院の上村達男教授は「日本の資本主義の負の側面だった」と話す。証券取引等監視委員会もようやく動き出したところだ。

   証券市場の模範はアメリカだ。自由度は最大だが規制は恐ろしく厳しい。上村教授は「日本ではまだアメリカ型の導入は難しい」という。規制をさらに進め、市場そのものの整備、さらには国民の意識―経済犯罪はときに国民生活全体に影響するものだという意識がまだまだだと言う。

   たしかに、金融取引には胡散臭さがつきまとう。特定の人間だけが利益をあげている限り、年金生活者が安心して投資するなんて、夢のまた夢であろう。

NHKクローズアップ現代(2012年7月12日放送「ゆがめられた株式市場~証券マンの告白~」

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