ジョニー・デップの「ダメ男」魅力的!ラム酒漬け、文無し、警察沙汰…でも女にゃ純情

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ラム・ダイアリー>ハンター・S・トンプソンが22歳のときに執筆した自伝的小説を、ジョニー・デップが製作&主演で映画化した。デップはトンプソン原作の「ラスベガスをやっつけろ」で主演、トンプソンのドキュメンタリー映画「GONZO─ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて─」でナレーションを担当した。

親友ハンター・S・トンプソンの自伝的小説を制作&主演で映画化

(C) 2010 GK Films, LLC. All Rights Reserved.
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   舞台は1960年代のプエルトリコの夏。ニューヨークからやってきた小説家のポール・ケンプ(ジョニー・デップ)は地元の新聞社で働き始め、ラム酒を浴びるほど飲むという生活を送っていた。そんなある日、ポールはシュノー(アンバー・ハード)という女に出会い、ミステリアスな魅力にたちまち夢中になったが、彼女にはアメリカ人企業家の婚約者がいた。

   この映画の最大の魅力は主人公ポールのダメ男ぶりだ。ラム酒漬けの毎日で無頼を気取っているが、惚れた女にはからっきし弱い。警官に火を浴びせかけて留置所送りという無茶苦茶ぶりだが、この徹底したダメっぷりが痛快なのだ。金がなくアパートにはテレビも買えず、仕方がないから望遠鏡で隣の家のテレビを盗み見る。そのシーンにこの映画の魅力が凝縮されている。

   トンプソンとジョニー・デップは公私にわたって親しかったようで、この映画の原作も、トンプソンの家に遊びに行ったジョニーが放り出されていた原稿の中から見つけた。しかし、トンプソンは2005年に拳銃自殺してしまう。

   最近の出演作ではメイクで顔を作り、そのキャラクターになりきっていたデップだが、珍しくほぼ素顔といっていいほどの薄いメイクで出演している。デップ自身がだれよりもこの映画を楽しんでいるのだ。

野崎芳史

おススメ度☆☆☆☆

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