2024年 4月 25日 (木)

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ワイシャツ素肌に着て乳首透けるとセクハラ!?「とても嫌」と女子社員が訴え

   『週刊ポスト』のセクハラ記事はよくあるパターンの記事だが、セクハラには対価型と環境型の2種類あるというところが目についたので取り上げてみた。対価型というのは、男性の側の性的な言動に対する女性側の対応によって解雇、降格などの不利益を受けるもの。環境型は男性側の言動によって女性側の就業環境が害されるものをいうと、刈谷龍太郎弁護士が説明している。

   対価型はわかるが、環境型では本人に自覚がないことが多いという。たとえば、ワイシャツを直接素肌に着ていて、女性社員に「ワイシャツから乳首が透けて見えるのがとても嫌」と会社にセクハラで訴えられた大手代理店社員がいるというのである。「会社の壁に水着のポスターを貼っていただけでセクハラと認定されることがある」そうである。

   私が『現代編集長』時代に「ヘア・ヌード」という言葉をひねり出し、毎号ヘアの出ているグラビアページを女の子に持たせて、校閲などに持っていってもらったことがあった。今だったら、間違いなく私は環境型セクハラで訴えられていると、ゾッとしながら読んだ。今の編集部ではヘア・ヌードのグラビアページをどうしているのだろうか。アルバイトの女の子に運んでもらうときは、袋に入れてしっかりテープを貼ってから渡すのだろうか。

   この記事の中に、電車の中で「痴漢よ!」と腕を捕まれたらどうするかという下りがある。ベストは「振り払ってでも徹底的に逃げる」だそうだが、そう簡単ではあるまい。濡れ衣であっても、逃げて捕まれば確実に有罪判決を受ける。痴漢冤罪についてはなかなかいい知恵が浮かばないようである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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