映画・ドラマ音楽の名手「津島利章」死去―時代劇・鬼平にジプシー・キングス起用した卓抜センス

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   歌舞伎役者・中村吉右衛門が主演のフジテレビ系時代劇「鬼平犯科帳」はエンドロールがいい。江戸の下町の四季(一部京都)が季節ごとに流れ、そこに哀愁を帯びたフラメンコギターのメロディーが重なる。ドラマを見ていた人はここで余韻にどっぷりとつかる。曲は南フランスのグループ「ジプシー・キングス」の「インスピレイション」で、時代劇とフラメンコというまったく違う世界を見事にマッチングさせたのが作曲家で映画・ドラマで多くの劇伴を担当した津島利章だ。その津島が25日(2013年11月)、誤嚥性肺炎で死去した。77歳だった。

   津島は日大芸術学部音楽理論科を出て作曲家となり、1961年にフジテレビ系時代劇「宮本武蔵」のテーマ音楽で注目を浴びた。その後も、時代劇から現代劇、喜劇、やくざ映画など数多くの映画音楽を手掛け、「トラック野郎」「仁義なき戦い」シリーズなども作曲した。

   テレビドラマでは、「鬼平犯科帳」のほかにも、「銭形平次」「土曜ワイド劇場」などの劇伴を担当した。(テレビウォッチ編集部

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