東野圭吾、竹山洋、渡辺謙…これだけ並べてこの超駄作!細工凝らしても最初から怪しい奴の目星つくアホ臭さ
<白銀ジャック>(テレビ朝日系)

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   原作が売れっ子の東野圭吾、脚本が竹山洋、主演が渡辺謙のドラマスペシャルとタイトルがつけば、みんな1流で期待してしまう。ところが、時間が長いだけの超駄作だった。このクソ暑い時期に、一面銀世界のスキードラマを放送すれば受けるだろうと考えた作り手の心理は分からぬではないが、演出は間延びしているし、第一、最初から怪しい奴の目星がついてアホくさく見ていられなかった。
   岩手県の安比(あっぴ)高原スキー場に爆破予告がメールで届く。ゲレンデ統括マネジャーの倉田玲司(渡辺謙)と仲間の隊員たちで事件を解決する話なのだが、警察に届けるとの倉田の意見に社長の筧(国村隼)は経営にマイナスだと反対する。1年前にスノボーで妻が命を落とした男や、謎の熟年スキー客(野際陽子ほか)や、スノーボード選手らの曰くありげな登場人物を配して細工が色々。
   最後には雪崩場面などスペクタクルも用意してあるのだが、ミステリーとして決定的に緊迫感が不足している上に、自作自演の社長一派の理論づけもバカっぽくて、長時間を付き合って時間の無駄をした。スキーシーンも過去に見た1流の外国映画のスキーシーンと比べると子供だまし程度。久しぶりの広末涼子も冷静な隊員という位置づけだが、トウの経ったハイミスにしか見えないし、国際的(?)俳優としてモテモテの渡辺謙が、しかめっ面で演じる倉田本人が、人間的な魅力があるとは思えない普通のオジサンでがっかりした。(放送2014年8月2日21時~)

(黄蘭)

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