生田美玲ちゃん事件の君野康弘「知的障害者手帳」起訴・裁判に影響?

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   神戸市長田区の生田美玲ちゃんの死体遺棄容疑で逮捕された君野康弘容疑者(47)はどんな男でどんな生活をしていたのか。平野早苗リポーターが事件現場から伝えた。

「君野容疑者が住んでいたアパートは、遺体が発見された雑木林と目と鼻の距離です。20~30メートルしか離れていません。住んでいた部屋の間取りは6畳2間の2Kです。美玲ちゃんが行方不明になった11日(2014年9月)、美玲ちゃんの後ろを歩く容疑者の姿がコンビニの防犯カメラに記録されていました」

定職はなく生活保護で生活

   近隣住民はこう話す。「昼間から缶ビールやチューハイを飲み、ブツブツと何かを言いながら歩いている姿をよく見かけました。酔って道路に寝そべり、大声を上げて自分で警察を呼ぶという騒ぎも7~8回ありましたね」「小学校の下校時刻になると、パンツ1丁でアパートのベランダに座り込んで、帰宅する子供たちの姿をたびたび見ていた」

重症か軽症か

   森本さやかリポーター「君野容疑者は知的障害者に交付される手帳を持っていました。仕事をしていたと思われる痕跡もなく、生活保護費で生活をしていたと思われます」

完全責任能力、心神耗弱、心神喪失で判決に違い

   司会の小倉智昭が「今後、死体遺棄と殺人で起訴されたとき、この知的障害はどれほどの影響を与えるでしょう」と、ゲストの若狭勝弁護士(元東京地検特捜部検事)に聞いた。若狭は完全責任能力、心神耗弱、心神喪失と書かれたフリップを示しこう説明した。

「知的障害とひと言で言っても、重症なのか軽症なのかで裁判所の判断は変わります。完全責任能力とは善悪の判断が正常にできたのに犯行に及んだ事件で、これは有罪となります。心神耗弱はその判断力が極端に低下している状態で、この場合は刑が半分になることがあります。心神喪失は善悪の判断もできない状態であったということで、無罪になるケースが多いです」

   コメンテーターの宋美玄(医師)「知的障害者の責任能力は精神科医などの専門医でも意見が分かれています。判断は難しいですよ」

   小倉「容疑者逮捕で事件がすべて解決したわけではありません。今後の捜査のポイントはどこですかね」

   若狭「いつ美玲ちゃんを殺害したのか、殺害場所はどこか、どのような凶器で遺体を切断したのかなどの詰めの捜査が必要となります」

   警察は君野を要注意人物とマークしていたわけで、防犯カメラを犯人割り出しではなく、本当の意味で防犯に役立てるシステム作りを急ぐべきだろう。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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