2024年 4月 25日 (木)

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阿川佐和子に老紳士の恋人?「純愛ですから。老後の安心保険ってとこかしら」

   週刊誌にはときどき何でこの企画をやったのか首を傾げたくなることがときどきある。週刊文春の「懺悔告白!猪瀬直樹×田原総一朗」がそれだ。都知事辞任から10か月あまり。表に出てこなかった猪瀬氏を引っ張り出したのは田原さんの力だろうが、内容はこれまで猪瀬氏が言ってきたことを繰り返しているだけである。

   徳洲会の徳田毅氏から借りた5000万円をなぜ選挙が終わってすぐに返さなかったのかという点について、忙しかったから、妻が急に死んだため貸金庫を開けるのに時間がかかったなど、いままで通りのいい訳ばかりである。オリンピック招致や妻の死で忙しかったのはわかるが、返す気なら数時間もあれば済む話である。東京地検が動き出したからあわてて返したと思われても致し方あるまい。

   猪瀬氏はこれで禊ぎを済まそうという思惑なのかもしれないが、これを読む限り、この人はやっぱり政治家になどなってはいけなかった人だと思わざるを得ない。

   阿川佐和子(60)といえば文春新書「聞く力」が大ベストセラーになった女傑だが、週刊新潮は何を思ったのか、彼女と白髪の老紳士との『密会』を盗み撮りしている。恋人同士のようだと週刊新潮は書いているが、阿川氏はこう答えている。

<「そんな恥ずかしいわ。結婚? 燃えたから結婚という歳でもないのよね。押し倒されたいなとかじゃないのよ。純愛ですから。ただ、孤独死も嫌というのが心の隅にないわけでもないかな。恋心があった時もあるけど、この先も一緒にいられたらいいなって。老後の安心保険ってとこかしら。アハハハ」>

   たまにはこうした業界のちょっといい話を各誌やってほしいものである。

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