2018年 7月 20日 (金)

「福祉施設の虐待」下関市は通報受けながら1年間放置「確認できなかった」

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   山口県下関市の福祉施設で知的障害者を虐待したとして元支援職員・柳信介容疑者(35)がきのう10日(2015年6月)、山口県警に暴行の疑いで逮捕された。虐待の映像がテレビで流されたことをきっかけになったが、とっくに内部告発を受けていた下関市は、形ばかりの聞き取りで片づけ、立ち入り調査も行っていなかった。

職員が知的障害者ひっぱたいたり「「ぶち殺すぞ、テメエ」

   映像には、柳が男性の胸ぐらをつかんだりひっぱたいたりする場面が写っていて、「ぶち殺すぞ、テメエ」「座れ、座れ、座れ、はよう」と怒鳴っている。虐待しているという通報は、去年(2014年)すでに下関市に寄せられていた。市は「関係者の聞き取り調査をしたが、確認できなかった」と弁解している。市が施設に立ち入り調査をしたのは、映像が流れたあとの今月4日で、最初の通報から1年以上もたっていた。その間にも、密室状態の施設内で暴行虐待が繰り返されていた。

驚きです

   井上昌士施設長は柳について、「ものをハキハキ言う。感情的な怒り方をするので何回か呼んで話をしたことはある」とまるで他人事である。保護者の女性は「信じられないですよね。(映像を見て)これはダメだと思いました」。別の保護者は「あってはならないこと」と話す。ただ、保護者は施設そのものは知的障害者のためになくてはならないもので、「なくしていいような施設ではない」ことを強く訴えている。

市担当者は同罪じゃないのか

   阿部祐二リポーター「こんなことがあっても行かさざるを得ないという声が支援者に伝わってほしいです」

   司会の加藤浩次「こういうことがあっても困ります」

   施設を運営する社会福祉法人は柳を懲戒解雇、山口県警は虐待が常態化されていた可能性を調べている。柳は逮捕されたが、市の担当者は「確認できず申しわけありません」の一言だけですむのだろうか。知っていて放置していたなら同罪である。警察はこっちも取り調べるべきだ。

文   あっちゃん | 似顔絵 池田マコト
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