越境入学の弊害「ガラガラ学校と教室満杯の学校」「男女比崩れ運動会できない」
越境通学は各地で過熱している。児童・生徒数が偏り、一方は教室がガラガラ、他方はプレハブを増設する区域もある。男女比のバランスも崩れ、文化祭や運動会の行事に支障が出ているところもあるという。
尾木「日本の教育は地域密着重視で本当は崩さない方がいいんです。子どもの見守りが行き届かなくなり、学校と地域の関わりも薄くなります」
菅野朋子(弁護士)は「学校間で競争が生まれるというメリットがあるとして、ある程度認めるところもあります。バランスが重要ですね」と話す。