2024年 5月 4日 (土)

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「餃子の王将」社長射殺で九州の暴力団員浮上?捜査行き詰まり新聞記者にリーク

   迷宮入りかと思われていた「餃子の王将」社長射殺事件で、新たな事実が判明したと新聞が一斉に報道した。だが、『週刊新潮』は<その日(事件解明の日=筆者注)がどんどん『遠のいて』いるからこそ、今回のような報道がなされた、という側面がある>と報じている。

   その報道とは<王将社長の大東さんが射殺された現場で採取されたタバコの吸い殻に付着していた唾液のDNA型が、九州の暴力団関係者のものと一致した>というものだ。

   これまで、実行犯は中国人で事件直後に出国していたなどという情報が流れたことはあったが、その後、進展はない。九州の暴力団といえばすぐ思い当たるのは「工藤会」であろう。そこの組員を指しているようだが、各紙が「九州の暴力団関係者」としか書かなかったところに、その男を逮捕できるかどうか疑わしい、捜査が難航していることを示していると週刊新潮は書いている。

   まず、タバコについては、犯人がわざわざ現場にタバコを捨てるか? 真犯人が捜査を攪乱するために置いたのではないかという疑問があると、捜査関係者がいっている。犯行に使われたのは25口径の自動式拳銃であることがわかってはいるが、発射音が小さく、また消音装置を使ったかもしれないため銃声に関する証言がまったくなく、目撃証言もないそうだ。

   ではなぜ京都府警がタバコなどの重要な情報を新聞記者に漏らしたのか。週刊新潮は、新聞で書くことによって工藤会に詳しい福岡県警に動いてほしかったのではないかと読む。だが、この思惑ははずれ、福岡県警の動きは鈍いそうである。もともと警察という組織は縄張り争いが激しく、他県の手柄になるようなことに協力させるのは至難である。週刊新潮の読みの通りであるとすれば、京都府警はそうとう焦っていると見て間違いないようである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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