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「餃子の王将」社長射殺で九州の暴力団員浮上?捜査行き詰まり新聞記者にリーク
迷宮入りかと思われていた「餃子の王将」社長射殺事件で、新たな事実が判明したと新聞が一斉に報道した。だが、『週刊新潮』は<その日(事件解明の日=筆者注)がどんどん『遠のいて』いるからこそ、今回のような報道がなされた、という側面がある>と報じている。
その報道とは<王将社長の大東さんが射殺された現場で採取されたタバコの吸い殻に付着していた唾液のDNA型が、九州の暴力団関係者のものと一致した>というものだ。
これまで、実行犯は中国人で事件直後に出国していたなどという情報が流れたことはあったが、その後、進展はない。九州の暴力団といえばすぐ思い当たるのは「工藤会」であろう。そこの組員を指しているようだが、各紙が「九州の暴力団関係者」としか書かなかったところに、その男を逮捕できるかどうか疑わしい、捜査が難航していることを示していると週刊新潮は書いている。
まず、タバコについては、犯人がわざわざ現場にタバコを捨てるか? 真犯人が捜査を攪乱するために置いたのではないかという疑問があると、捜査関係者がいっている。犯行に使われたのは25口径の自動式拳銃であることがわかってはいるが、発射音が小さく、また消音装置を使ったかもしれないため銃声に関する証言がまったくなく、目撃証言もないそうだ。
ではなぜ京都府警がタバコなどの重要な情報を新聞記者に漏らしたのか。週刊新潮は、新聞で書くことによって工藤会に詳しい福岡県警に動いてほしかったのではないかと読む。だが、この思惑ははずれ、福岡県警の動きは鈍いそうである。もともと警察という組織は縄張り争いが激しく、他県の手柄になるようなことに協力させるのは至難である。週刊新潮の読みの通りであるとすれば、京都府警はそうとう焦っていると見て間違いないようである。