2024年 5月 4日 (土)

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味も値段も最高?ロンドンの寿司バー5万5000円!世界中から鮮魚買い集め

   【蛇足】今週は『ニューズウィーク日本版』がおもしろい。「超高級レストランは値段に見合う?」という特集がある。日本にも「すきやばし次郎」やステーキの「麤皮(あらがわ)」「京味」など値段の高い店は数多くあるが、ニューズウィークによれば、ロンドンにできた寿司バーがすごいらしい。

   店名は「アラキ」。オーナーシェフの荒木水都弘の姓にちなんでいる。9人しか座れないが値段はイギリスで1番だ。おまかせコースの料理の値段は300ポンド(約5万5000円)。もちろんドリンク代やサービス料金は別。

   普通に食べて呑めば「すきやばし次郎」の値段の2、3倍にはなる。イカは南アフリカ産、クロマグロはアイルランドやポルトガル産と、最高の食材を世界中から取り寄せているから値段が高くなるそうだが、ニューズウィークによれば味もロンドンで最高だそうだ。

   当然ながら、1回の食事にそれだけかける価値があるのかと疑問を呈するが、世界にはまだまだ高い店があるそうだ。地球上で最も高額な料理店はイビザ島(スペイン)にある「スプリモーション」だそうだ。1人前約1600ドル。20万円近いというのである。

   <白い大きなダイニングテーブルに白い椅子12脚を並べただけの店内には、ベルサイユ宮殿の庭園や北極の氷山などのドラマチックな映像が投影される>

   おフランスには肉も魚もなく、ほとんど野菜オンリーのコース料理が約400ドルのパリ「アルページュ」。モナコにある「ルイ・キャーンズ」は中国黒龍江から取り寄せたキャビアをたっぷり添えた一品だけで約170ドルする。スウェーデンのストックホルムにある「フランツェン」のコースは約260ドル。

   <忘れ難いのは、ストックホルムから何百キロか北上した町にあるフェービケン。シェフのマグヌス・ニルソンは超独創的な料理を出す。例えば豚の血を乾燥させて作った皮で、軽く塩を振った天然トラウトの卵を包んだ一品。巨大な骨をテーブル上でたたき割り、抽出した骨髄を堪能するという趣向もある>

   年金生活者には目の毒だ。今夜は麻布十番の居酒屋「あべちゃん」と、おでんの「福島屋」を豪華にはしご酒と行こう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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