2024年 4月 30日 (火)

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「加藤紘一」あの乱さえなければ・・・頭はいいが器量なかった総理に一番近かった男

   加藤紘一という政治家が亡くなった。宏池会のプリンスといわれ、91年には官房長官になり、総理間違いなしといわれたこともあった。小渕総理が病で倒れ、密室の談合で森総理ができた。その森を潰そうと野党と内閣不信任案を通そうとしたが失敗する。

   その後、事務所の代表が脱税容疑で逮捕され、加藤自身も特捜部から政治資金規正法違反の疑いで事情聴取され、結局、議員辞職に追い込まれる。鳴かず飛ばずで、12年後に2回の脳卒中に襲われ、リハビリをしていたそうだ。週刊新潮によれば、そのリハビリしている病院に「愛子夫人はほとんど姿を見せなかったと言います」。頭はいいが政治家としての器量がない。彼の評価はそんなところかもしれない。

   一時期、私も彼とお付き合いしていた。気さくな人で、地元山形の「だだちゃ豆」を土産にもらったりした。1度、赤坂の小泉元総理が行く割烹で待ち合わせしたが、彼が予約してなくて入れなかったことがあった。すると、彼はそこら辺を自分で回って汚い焼肉屋を探してきてくれた。そこで2人きりで話をしたことを思い出す。

   加藤の乱を起こしていなければ・・・。永田町に「もし」はないが。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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