「高畑裕太」腑に落ちない示談!無罪主張というならなぜ逆告訴しないのか
「加藤紘一」あの乱さえなければ・・・頭はいいが器量なかった総理に一番近かった男
加藤紘一という政治家が亡くなった。宏池会のプリンスといわれ、91年には官房長官になり、総理間違いなしといわれたこともあった。小渕総理が病で倒れ、密室の談合で森総理ができた。その森を潰そうと野党と内閣不信任案を通そうとしたが失敗する。
その後、事務所の代表が脱税容疑で逮捕され、加藤自身も特捜部から政治資金規正法違反の疑いで事情聴取され、結局、議員辞職に追い込まれる。鳴かず飛ばずで、12年後に2回の脳卒中に襲われ、リハビリをしていたそうだ。週刊新潮によれば、そのリハビリしている病院に「愛子夫人はほとんど姿を見せなかったと言います」。頭はいいが政治家としての器量がない。彼の評価はそんなところかもしれない。
一時期、私も彼とお付き合いしていた。気さくな人で、地元山形の「だだちゃ豆」を土産にもらったりした。1度、赤坂の小泉元総理が行く割烹で待ち合わせしたが、彼が予約してなくて入れなかったことがあった。すると、彼はそこら辺を自分で回って汚い焼肉屋を探してきてくれた。そこで2人きりで話をしたことを思い出す。
加藤の乱を起こしていなければ・・・。永田町に「もし」はないが。