2024年 3月 29日 (金)

ラグビー平尾誠二 芸能人顔負けのカッコよさ!ジャージ姿も背広姿も絵になった男

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   ラグビー音痴の私でも、平尾誠二の名前は知っている。京都・伏見工業高校のときに全国制覇。同志社大学を経て、1986年に神戸製鋼に入社して日本選手権7連覇を達成。その後、日本代表監督を務めた。

   まさにラグビーの申し子だったが、何といっても彼の格好良さは際立っていた。ラグビーをやっている汗まみれ泥まみれのユニフォーム姿も格好いいが、週刊現代に出ているバーで飲んでいる姿は半端な芸能人などお呼びでないぐらいの存在感である。

   「ラグビー界の貴公子」だった。死因は胆管細胞がんだったという。週刊新潮によると、昨年9月(2015年)に入院すると、医師から「余命宣告」を伝えられたという。今年の1月に大阪で開かれたスポーツフォーラムに出席したときは、<「頬が痩せこけて精悍なイメージがすっかり消えてしまっていたのです」(スポーツ紙記者)>

   週刊文春で母親の信子さんがこう語っている。<「(亡くなる)一週間前に京大病院に行った時は、意識が朦朧としてほとんど話せませんでした。でも『親より先に死ぬなんて親不孝だ』って、怒ったんです」>

   フライデーは30年前、当時交際中だった恵子さんとの神戸デートの時の写真を掲載している。当時、平尾は社会人1年生の23歳。2人はその後結婚して2人の子供を授かる。享年53。2019年には平尾も念願だったラグビーW杯が日本で行われる。実力と格好良さが備わった男がまた一人いなくなってしまった。残念だ。

妻・佐久間良子や子どもより演劇を愛してしまった平幹二朗「近くて遠かった夫婦」

   平幹二朗といえば、われわれ世代は「三匹の侍」(フジテレビ系)を思い出す。<狂気に憑かれた『異形の人間』を演じ続けた>(週刊文春)名優が10月23日に突然亡くなってしまった。享年82。

   女優の佐久間良子とは14年連れ添って別れた。平はその理由をこう述べていた。<「子供が生まれた後、離婚までの10年間は私が演劇の仕事に夢中になり自己中心的で家族への心づかいが不足して、佐久間さんと子供達を幸せに出来なかったと申し訳なく思っています>(NEWSポストセブンより)

   葬儀に参列した佐久間は平のことをこう語った。「近くて、遠い人でした・・・」。夫婦というのはそういうものなんだよ。

   週刊現代は先週に続いて、高畑裕太にレイプされた被害女性の「涙の告白」第2弾をやっている。彼女は「示談」に応じたから、「カネ目当ての美人局」という疑惑までかけられてしまったが、それへの疑問に答えている。

   まず事件後、彼女は迷った末、ホテル近くに住む知人男性に相談する。彼は、それは明らかなレイプ事件だから我慢することはないといい、被害届を出すようにと警察に通報してくれたそうだ。これまでの報道と違うのは、その男性の指示で病院へ行ったのではなく、警察が来てから、警察の指示だったそうである。

   <「病院では、膣内に残っている精液を採取された後、用意されていたアフターピルを飲みました。病院を出たのは、午後8時か9時頃だったと思います。その後、知人と一緒に前橋署に向かい、再び事情を聞かれました」(被害女性)>

   しかし、事情聴取された際、担当の女性検事から「なぜ大きな声を出さなかったのか」「なぜ壁を叩かなかったのか」などと質問を浴びせられ、だんだん自分に非があるのではないか、検察は自分を守ってくれるところではないと思ってしまったそうだ。

   裁判になれば、加害者の弁護士から根掘り葉掘り聞かれ、また恥ずかしい思いをすることになる。また、前橋署の会議室で、加害者が所属していたプロダクションの社長らが「示談にしてほしい」といってきて、双方の弁護士同士で交渉が始まったことも、彼女に加害者を裁判に追い込む気持ちを萎えさせたようだ。彼女の知人は示談交渉には立ち会ったことはないという。

   彼女はこう話す。<「仮に裁判において、抵抗が弱かった、叫んで助けを求めなかったなどという理由で加害者が無罪になってしまうのであれば、被害者は泣き寝入りするしかありません」>

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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