塚本幼稚園と安倍昭恵夫人との「ただならぬ」つながり 3年前の映像で園児の声に涙ぐむ姿

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   注目の「森友学園」が経営する塚本幼稚園(大阪・淀川区)でおととい(2017年4月1日)、入園式があった。騒動を受けてか、新規の入園児は20人で去年の半分だとか。学園の理事長も籠池泰典氏から娘の町浪(ちなみ)氏に代わった。しかしここで実際何があったのかは、今もってわからない。「モーニングショー」が3年前の映像を入手した。

   2014年4月25日、安倍昭恵夫人が最初に塚本幼稚園を訪問した。夫人が「安倍総理大臣、みんな知ってる?」と聞く。「はい」「どんな人ですか?」「偉い人」「他には?」「ニッポンを守っている人。朝の朝礼で教えてもらっただけです。園長先生から」

   籠池理事長が、「安倍総理大臣を応援してあげてくださいよ」「はーい」。夫人は「ありがとう。おうちに帰って安倍総理大臣に伝えます」。この後。園児が教育勅語を斉唱して、さらに「日本国民のために活躍されている安倍晋三内閣総理大臣を一生懸命支えていらっしゃる昭恵夫人、本当にありがとうございます」とまで斉唱した。夫人は「感動しました」と涙ぐんでいた。

   さらに同じ年の12月6日、今度は同幼稚園の保護者を前に講演をしていた。この中で、「(安倍総理が籠池氏と)実際にお会いしたり......」というくだりがあった。首相は国会で再三、「(籠池氏とは)1対1でお会いしたことはない」と言っている。はて?

3回も塚本幼稚園に通う蜜月ぶり

   昭恵夫人はもう一回、塚本幼稚園を訪れている。それが、翌年の9月5日、例の100万円と講演料10万円を、「もらった」「やってない」というあの日である。首相夫人が同じところへ3回というのは、「まず、ないこと」と政治評論家の田崎史郎氏は言う。

   司会の羽鳥慎一が、この3回の訪問と、籠池氏の小学校設立の認可申請、国有地の借地契約がどう絡むかを並べて見せた。最後が、昭恵夫人つきの政府職員のファクスである。夫人を巧みに利用していたと見えないこともない。

   自民党では、西村康稔・総裁特別補佐らが、籠池氏の国会での証言が、偽証だとして、国政調査権を行使すると発言した。これに対して一部では、収まりかけている話を蒸し返すことになると、反対する向きもある。偽証で調査となれば、野党が財務省を対象に同様に動く可能性があるからだ。

   嘘はどちらの側にも可能性がある、と睨んでいるということだろう。国民も同様だ。安倍内閣の支持率はじりじりと下がっている。この問題まだ、目が離せない。

女性コメンテーターの経歴で盛り上がる男性陣

   それより番組は、初めてコメンテーターで出演した山口真由氏で盛り上がった。東大3年で司法試験に合格。法学部を首席で卒業して財務省に入るが、2年で退職して、弁護士、その後ハーバード大ロースクール卒。

   この日は「元財務官僚」という肩書きで登場、「財務省は部下が上司の先回りをして動く役所ではない」「メモは必ずある」などと話した。だが、羽鳥や石原良純は、「どうやったら法学部の首席になれるのか」「なぜ財務省をやめた」「何を目指すのか」「日に19時間半も勉強したぁ?」と、そっちに興味津々。全くしょうがないね、男は――。

文   ヤンヤン
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