欧米並み10日先までの台風進路予報を要望! 気象庁の5日先は短すぎるとの声

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   日本列島に上陸後もノロノロと動きの鈍い台風5号。「モーニングショー」の出演者の間から気象庁の台風予報のあり方について問題提起があった。

   5日先までしか進路予想を発表しない気象庁と、10日先まで進路を公表する欧米の気象機関のどちらが被害を最小限に食い止めるかという問題だ。

   ちょうど1週間前の気象庁の5日先の予報では、70%の確率で南九州沖に接近すると発表されていた。結果は、アメリカ海洋大気庁が10日先の予報で九州沖で東向きに進路を変え紀伊半島に上陸するという予報(2017年8月1日の「モーニングショー」で紹介)が当たっていた。

   コメンテーターの玉川徹(テレビ朝日解説委員)は、「(南太平洋上を)迷走しているときでも日本を直撃するのではという予報があり、結果的に当たっていた」と予報のあり方にまず疑問を呈した。

   青木理(元共同通信記者)「欧米の10日先予想ではけっこう進路に差があったけど、上陸はするという点では当たった予想をしていた」

   ゲスト出演した饒村曜(にょうむら・よう)元気象庁予報官は次のように話す。

   「色々な機関によって予想に違いがあった。九州の南海上に接近し九州に上陸し日本海に行くのか、関西の方向に来てから上陸し日本海に行くのか差だったが、大きな目で見れば、日本を縦断し日本海に抜けることでは各国とも一致していた。日本は5日先までしか発表しないが、10日先まで計算し似たような予報を持っていた」

日本は混乱さけるため5日先までの発表

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   では、なぜ中途半端な気象庁の発表なのか? その理由は心配性という日本人の特性から混乱を避けるためという。

   玉川「農業をやっている方だと10日間あれば、そこで収穫してしまうという準備ができるので10日先に発表した方が良いのではないか」

   羽鳥慎一キャスターも「10日先まで予報を出した方がいい。外したとしても『外してんじゃねえよ』じゃなくて、自然現象だからそういう可能性もあるよね、ということを知っておいた方がいい」。

   これに対し饒村元予報官は「これは皆さんの意見次第です」と、国民的に意見が高まれば10日先予報も可能だと話している。台風シーズンはちょうど農作物の収穫期。5日先では農作物を被害から守るのには短すぎる。欧米並みに「10日先の台風進路です」という予報があってもいい。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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