2018年 9月 22日 (土)

橋本環奈と渡部篤郎のデコボココンビが面白い
〈警視庁いきもの係 第1回~第7回〉(フジテレビ系)

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   これまでにヤギやペンギンや十姉妹などの動物や鳥たちが出てきて、今回はピラニアである。ピラニアを飼っていた老人が殺されて、二転三転した挙句、熱帯魚店の店主が犯人だったという話。敏腕刑事だった須藤友三(渡部篤郎)は負傷して飛ばされて、今は総務課の動植物管理課の刑事、部下には動物や鳥の知識が並外れている薄(うすき)圭子(橋本環奈)がいて、大いに助けられている。
   渡部篤郎はNHKの大河ドラマ「琉球の風」でメジャーになり、独特の演技派で活躍しているが、この人が最も輝くのは、シリアスな設定でも、どこかに抜けた部分があってコミカルな演技を見せる役である。例えば、2年前の「銭の戦争」における強欲な金貸し。主人公の草彅剛にいいようにやられて悔しがるのだが、銭ゲバ男でもどこか憎めない。見ていて、つい笑い転げてしまうのだ。
   今回の須藤も、元捜査1課の鬼刑事だったにしては結構部下たちに引っ掻き回されている。滔滔とピラニアの蘊蓄を開陳する圭子の演説に、合いの手も入れられずに聞いている上司である。チビの橋本環奈と長身の渡部の、デコボココンビは悪くないのだが、同じ時間帯のTBSに数字を取られて苦戦中である。しかし、あざといくらいの「ごめん、愛してる」(TBS)よりはこちらの方がエンターテイメント劇としては上等である。原作があるとはいえ、この動物や魚や鳥の蘊蓄ドラマの脚本は詳しすぎて驚く。まあ、頑張れや。
(放送2017年8月20日21時~)

(黄蘭)

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