2018年 10月 17日 (水)

夏休みの読書感想文がネットで売買 買って書き写すだけで宿題完成

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   夏休み後半の週末、メルカリなどの個人売買サイトなど、インターネット上に多数の読書感想文が出品された。価格はだいたい数百円。高価なものだと3000円の出品もあった。例えば小学生向け「星の王子様」(サンテグジュペリ作)が777円、中学生向け「羅生門」(芥川龍之介作)640円など、100件を超える出品があった。購入したデータを子供が書き写せば、宿題の読書感想文は出来上がり。すでに売却済みの読書感想文も多数あった。中には切羽詰って「今日中にメールで受け取れますか?」という問い合わせをする客もいた。

   司会の羽鳥慎一は「読書感想文がネットで売られる時代になりました」と嘆いたが、レギュラーコメンテーターの玉川徹(テレビ朝日解説委員)は「当然出てくるでしょう。昔から夏休みの宿題の不正はあったわけだし」。これには羽鳥も「確かに、親が代わりに宿題をやって金賞を取っちゃったなんてね」と納得のコメント。

   しかし、気象予報士の石原良純は「でも、同じ"きれい"でも、感じ方は人それぞれなわけですよね」と疑問を呈すると、玉川は「それは、親が代わりをしても同じでしょう」とバレるのは当然という見解を示すと、弁護士の住田裕子も「先生にはバレバレですよね」と同意。

宿題代行会社あった

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   教育評論家の石川幸夫氏はもっとはっきりと、「先生は文体がいつもと違えばすぐにわかる。特に接続詞の使い方や比ゆ表現の違いですぐバレる。逆に、もしわからなければ教師失格です」と断言し、「2年ほど前からこうした夏休みの宿題代行会社はあったが、今はそれを個人がやっている」と解説した。

   羽鳥は「メルカリが悪いわけじゃないですが、個人が気軽に出品できるようになったんでしょうね」と時代の変化を指摘するが、石原はそれでも「作文の中身は選べないんでしょ。まったく違うかもしれないものをノールックで買いますかね」と疑問を呈する。羽鳥は「昔は親が代わりに(宿題を)やっていたのが、今は親がネットで買っている」。

   宿題のネット売買容認派のように見える玉川が「例えば、実際に小学校2年生が書いた作文ですとか、差別化したものが出てくるんじゃないか」と言うと、羽鳥は「いけないことですが、もっと細分化されて出品されていくかもしれませんね」とまとめた。

   夏休みの宿題が子供と親の悩みの種であることは変わってないってことか。

文   バルバス | 似顔絵 池田マコト
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