2018年 5月 21日 (月)

錦糸町のモンゴルバーがすべての始まりだった! 暴行事件最終報告書から見えたもの

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   相撲協会の危機管理委が昨日20日(2017年12月)の横綱審議委員会、理事会に提出した、元横綱日馬富士の暴行事件に関する最終報告書は、事件の発端から説き起こしていた。19日には、入院中の貴ノ岩の聴取も行い、一部で食い違いはあるものの、あの日何があったかがおよそ分かった。さてそこから何を読み取るか。

   報告書によると、発端は9月の錦糸町のモンゴルバーだった。貴ノ岩が休場中のモンゴル力士を見つけ、「休場して酒を飲むとは」と厳しく叱責した。その言葉が過ぎると、見ていた白鵬の友人との間で口論になった。その間に、「俺は1月白鵬に勝った。これからは俺たちの時代」といった発言もあった。

   これが白鵬に伝わって、問題の10月25日、鳥取巡業での一次会につながる。白鵬が「偉そうに言ってたそうじゃないか」に貴ノ岩は「言ってません」。そこで日馬富士が間に入って、貴ノ岩をかばった。すると、白鵬と日馬富士の間が険悪になった。全てモンゴル語だったが、見ていた日本人はもめていることは分かったという。

   そして二次会、白鵬が説教をしていた。そこで貴ノ岩がスマホを触った。日馬富士が「横綱が話をしているのに」という。ここから話が食い違う。貴ノ岩は「説教が一段落したので、無礼には当たらないと思った」というが、日馬富士は貴ノ岩の顔を素手で叩いた。

   さらに食い違う。貴ノ岩は「すみません」と謝った。日馬富士は「謝らずに睨み付けた」という。その結果、日馬富士は立ち上がり素手で殴って、「さっきは守ってやったじゃないか。横綱をなめてるのか」と断続的に殴り続けた。

   日馬富士がリモコンを手にした時、白鵬が「硬いものはやめましょう」と声をかけたが、数回殴った。そこで白鵬が止めに入った。他の力士は、「指導だと思っていた」という。

   その後、日馬富士は照ノ富士に対して「何か聞きたいことがあるか」。照ノ富士は、「自分たちは思っていることは言えないんです。壁があるから」といったが、「壁はお前たちが作ってるんだ」と頬を叩いた。照ノ富士の一言は「ごっつぁんです」だった。

   司会の羽鳥慎一「このごっつぁんです、がこの世界の体質というか、全部が込められている?」

   相撲ジャーナリストの大見信昭さんは、「二人は兄弟弟子ですからね」という。また「横綱と平幕だと、普通説教されるときは、直立不動ですよ。抵抗も反論もできない」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「元は白鵬ですよね。噂話を受けて、直に文句をつけた」

「なぜ日馬富士がこんなことを」が貴ノ岩の本音

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   報告書には貴ノ岩の本音も出ていた。「日馬富士がどうしてこんなことをするのか理解できなかった」「なぜ誰も止めてくれないのかと思っていた」。そして翌日、日馬富士と握手したことには、「高校関係者の助言で、謝罪して握手しろ」と言われたから。納得はしていない」。貴乃花親方にすぐ報告しなかったのは、「騒ぎは大きくしたくない。告げ口は男らしくない」だった。

   大見さん「そこですね。親方の方針に触れるような飲み会に行って傷を負ったのは、師匠に顔向けできないことだったでしょう」

   杉山邦博さん(相撲ジャーナリスト)「かわいそうですよね。横綱3人に関脇もいて。彼には針のむしろですよ」

   高木美保(タレント)「彼は殴り返してないんですよ」

 

   玉川「納得できる。何も不思議はない」

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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