2018年 5月 21日 (月)

西郷どん・斉彬の「地」見せられすっかり鼻白・・・時代劇のお約束破りにへそ曲がり視聴者は「もう見るの止めにするワイ」
<大河ドラマ 西郷どん スペシャル~鈴木亮平×渡辺謙が対談>(NHK総合)

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   なんでこんなバカな放送をしたのだろうか。「西郷どんと斉彬 密着120日」と称して出来損ないのメイキング放送だ。そもそも時代劇とは何百年も前の出来事を、それらしく俳優に扮装させ、盛大な大ウソをついて、見ているお客をその時代に引きずり込む行為である。1か所でも現代が画面に素のままで出てきたら、その瞬間に白ける。騙されてあげようと努力している視聴者たちに、わざわざ、「ちょん髷姿のこの男たちは、実は背広を着て仲良くやっている俳優仲間なんだよ」と地を見せてイメージを壊す意味は全くない。

   こっちはしなくてもいい勘繰りをする。ははあ、視聴率が14%あたりをウロウロしていてさっぱり上がらず、泉ピン子を意地悪姑役で投入しても効果なしだから、裸の相撲場面は渡辺謙と鈴木亮平のアイデアも加えて、こうやって撮影したのだと暴露すれば、関心が増すとでも思ったのだろうか。浅墓この上ない考えである。

   江戸の岡場所に出没する美形の一橋慶喜(松田翔太)と、島津家江戸屋敷で花嫁修業中の篤姫(北川景子)ら、ようやくめぼしい幕末の人物たちが出そろい始めて、物語が面白くなってきたというのに、過去の場面のネタ暴露をしてどうするのだ。はっきり言って大いに水を差した。それじゃ、今後の視聴習慣は止めにするワイ。というへそ曲りも出てくるかもしれない。どどどどどーっと畳みかけて西郷の駆け上がる人生を描かなければ、この大河も失敗するぞ。(放送2018年4月1日20時~)

   (黄蘭)

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