2024年 4月 26日 (金)

女性4000人に30億円「紀州のドン・ファン」ミステリーを地でいく怪死!疑いはどうしても・・・

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   人の世は儚い。紀州のドン・ファンなどといわれ、これまで4000人の女性に30億円を貢いできたと、週刊誌などで女性経験を語っていた和歌山県田辺市の野崎幸助氏が5月24日(2018年)、急逝していた。享年77。

   彼の資産は50億円ともいわれ、入会金が100万円を超えるデートクラブに複数加入して、年若い女性との逢瀬を重ねてきた。野崎の名前を知られたきっかけは、おととし16年2月、高級デートクラブで知り合った27歳の愛人に、現金600万円と5400万円相当の貴金属を盗まれたことだった。

   後期高齢者だが、1日3回のセックスを日課にし、それもバイアグラなどにはお世話にならず、せいぜいサプリを飲む程度だったというから、うらやましいほどの絶倫だったようだ。

   その彼も年貢を納めようと考えたのか、今年2月に55歳年下のSさん(22)と結婚したばかりだったのである。彼女も高級デートクラブに所属していて、知り合ったようだ。

   落語の「短命」のように、夜昼となくセックスに明け暮れて、腹上死でもしたのか。週刊新潮によると、野崎氏はその日いつもの昼寝から覚めると、Sさんと一緒にテレビで相撲観戦し、夜6時には2階の寝室に上がったそうだ。Sさんは下でテレビを見ていた。住み込みのお手伝いさんも外出していて留守だった。

   2時間ぐらいして2階で物音を聞いたとSさんは、後に警察に話しているという。10時ごろ、Sさんが2階の寝室のドアを開けたところ、野崎氏は寝室のソファに素っ裸のまま座り込み、息絶えていたそうである。すでに死後硬直が始まっていた。

   変死扱いで、司法解剖のために田辺署が遺体を運び出し、Sさんは署員に4時間も事情聴取された。翌日、会社の従業員6人全員が警察に呼ばれ、尿検査、腕などに注射痕がないか調べられたという。さらにSさんの事情聴取が行われ、20人以上の捜査員を伴なって明け方まで家宅捜索が行われたという。いったい何があったのか。

   捜査員がSさんに見せた家宅捜索令状には「覚醒剤取締法違反容疑」とあった。司法解剖の結果、遺体から覚醒剤の成分が見つかったというのである。野崎氏は自分でも覚醒剤とは縁がないといい、親しい知人も覚醒剤に手を出していたとは考えられないと話している。覚醒剤は常用者でないと少量でも絶命することがあるが、ビールなどに混入していても、ちょっと苦みを感じる程度で、ほとんどわからないという。

   Sさんと一緒に暮らし始めてまだ1か月半ぐらいしかならない。野崎氏の元妻2人には子供がいないため、50億円ともいわれる遺産の4分の3がSさんに渡ることになる。ミステリーを地で行くような話だが、本人が覚醒剤を入手していないとすれば、疑いの目は、どうしても若い妻に向いてしまう。さて結末やいかに。

安全な食品を探す方が大変!週刊新潮「食べてはいけない実名リスト」

   同じ週刊新潮に、女性関係にだらしなく、そのうえ政務活動費を選挙応援の旅費や愛人との逢瀬の旅行代に使っていたと、元愛人に告発された日本維新の会の谷川俊規京都府議(57)の話が載っている。元愛人は、付き合っている頃、谷川府議からDVを受けたとも告白している。

   日本維新の会京都支部にも谷川の行状を告発する文書を送付し、代表の議員が谷川府議と面会して注意したと答えている。谷川府議はDVを受けたのは私のほうだと反論。どっちのいい分が正しいのか、府議会で2人でやりあったらいい。

   週刊新潮は3週連続で「食べてはいけない『国産食品』実名リスト」という特集を巻頭でやっている。大変な労力をかけて食品に使われている危険な食品添加物を調べ、リストアップしている。私も時々買っているハムやソーセージ、カップ麺などもある。

   たしかに、冷凍食品などは味を濃くして、食べ続けると「味覚破壊」が起こり、塩分などを取り過ぎ、高血圧になりやすくなるという指摘は頷ける。カロリーゼロ、ヘルシーなどと書かれていても、人工甘味料が入っているため、水を飲んだ時より血糖値が上がりやすくなり、糖尿病のリスクが高まるそうだ。また、人工甘味料には依存性があるため、中毒のようになるという。

   こうして見てみると、食品添加物や人工甘味料を使っていないものを探すほうが大変ではないかと思えてくる。いずれ本になった時、それを持ってスーパーへ行き、一つ一つ調べてみるというのも、老後の楽しみなのかもしれない。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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