2018年 12月 13日 (木)

民放初出演を都合よく使われた有働由美子!モナリザの前で日テレ主催のルーヴル美術館展の宣伝係
<開局65年記念番組 日テレ+ルーヴル美術館>(日本テレビ系)

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   鳴り物入りの元NHKアナウンサー・有働由美子の民放初出演番組であるが、全編、日テレが六本木の国立新美術館で主催しているルーヴル美術館展の宣伝であった。有働が借り切りにしたルーブル美術館の絵画を前にして、ああだこうだというだけのつまらない内容である。スタジオには上田晋也が司会をするヒナダンがあり、例によってオバサンタレントたちの厚化粧とお喋りでげんなりだ。

   一応設定したテーマは「顔」である。ルーブルの顔ともいえる『モナリザ』の前で有働が一くさり。あるいは、ナポレオンが自分をガタイの大きな美男子に描かせた、英雄らしく馬に乗った姿。戴冠式の有名な巨大画。ところが、ナポレオンの棺があるアンヴァリッドの中には、デブで小柄で貧相なご面相のナポレオンのリアルな絵が残されていて、有働は「うあー」と付け睫毛をパチパチさせて驚く。

   筆者は以前、アンヴァリッド近くに何度も滞在したので、左岸の雰囲気は熟知している。ここは廃兵院ともいい、ナポレオン一族の墓や戦死した兵士たちをも祀っている。そういう説明は皆無だった。来日作品の目玉が、『美しきナーニ』という美女の肖像画であるが、どんな角度から見ても視線を合わせないという有名な絵だ。要するに、有働の民放初は付けたりで、『モナリザ』などの超人気作品が来ていないので、有働をパリに連れて行って、現地で撮影して組み合わせた苦肉の策。商売に使われた視聴者こそいい面の皮だった。(放送2018年6月2日19時~)

   (黄蘭)

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