2024年 4月 26日 (金)

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孤独論ブームにビートたけしのキツイ一発!「輝かしい老後なんてないぜ」

   ところで、孤独論ブームである。下重何とかというお婆さんや五木何某というおじいさんの新書が売れている。読めばどうということはない。古代ローマのキケローが人生を語り、老年をうたい上げた時代から、老いと孤独について書かれた本は無数にある。これはどんな優秀な若者にも絶対書けない。年寄りだけの得意技である。

   これにビートたけしが週刊ポストで挑戦した。彼曰く「孤独なんて嘘っぱちだ」「これじゃ『信じる者は救われる』って言われて宗教にハマる貧乏人と同じこと。『独りでもいいことあるよ』って囁きを聞いて、心細い年寄りが踊っているようにしか見えないんだよな。
オイラは『孤独は幸せ』なんてのは嘘っぱちだと思うぜ」

   たけしは「自分が孤独かどうかなんて気になるのは、世間の視線を気にしているからだ」と喝破する。

   素晴らしい老年なんてない。「人生は、年齢を重ねるほどつまらなく、不自由になっていく。夢のように輝かしい老後なんてない――それこそが真理だ。老いるってことは想像しているより残酷だぜ」

   普通に生きていれば、年を取ればとるほどわがままで短気になる。「老人が若者から尊敬される社会なんかより、ジジイが好き勝手にやって世間から嫌われる社会の方が健全だ。それで『やっと死んでくれた』って思われた方がスッキリするよ」

   週刊文春でもたけしは喋っている。何でもこれから6冊ぐらいたけしの「小説」本が出るそうだ。本気で芥川賞を取りたいといっている。1冊ぐらいは読んでみるか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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