2019年 1月 18日 (金)

投資の神様は日本株すべて売った!「安倍政権の経済政策はクレージー」景気減速、株価低迷・・・

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   石破茂が週刊文春の「阿川佐和子のこの人に会いたい」に出て、安倍首相批判をチョッピリしている。<「たとえば以前、『こんな人たちに負けるわけにはいかない』なんていう発言もありましたが、"こんな人"も日本国民なんですよね。敵、味方を分けるんじゃなく、色んな意見を取り込んだうえで、できるだけ全ての人に公平、公正にやってるんだよ、ということを分かってもらわなきゃいけない。あるいは自由な議論が行われているか、常に点検して、そうじゃないと思われているならば、直していかなきゃいけませんよね」>

   これが石破の精一杯のいい方なのだろうが、かったるいね。

   年末、大暴落した株は年が明けても乱高下している。日本経済がどうなるか気がかりだが、週刊現代によると、こうした事態を、ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長は、昨年1月(2018年)に週刊現代で予測していたというのだ。

   日本経済の失速がハッキリしてくるのは18年の10月から12月ぐらいで、日経平均は2万円を切るといっていた。根拠の一つは米中の景気の停滞だ。両国共に景気拡大がストップし、それが日本へ波及する。

   彼が注視しているのは、住宅の売れ行きだという。景気が良かったときは、毎年120万戸が売れていた。それが一昨年から減りだし、昨年も95万戸に届かなかったのではないか。

   警鐘を鳴らすのは彼だけではない。投資の神様といわれるジム・ロジャーズ氏も、1か月前に持っている日本株をすべて売ったという。こんな状況なのに、安倍首相は10月に消費税増税を行うという。クレイジーな政策で信じられないそうだ。自分が日本人だったら、すぐに日本から逃げ出しているとまでいっているのである。

   もやはこの国の景気減速、株価の低迷は避けられないようだ。元号が改められてもこの状況が変わりはしない。

消費税10%で年金世帯は5万2800万円負担増

   週刊ポストは1月4日、11日発売(合併号)と変則なので、2号分まとめて紹介する。まずは「人生100年分のお金を守るためにできること」という特集から。

   週刊ポストによれば、10月に消費税が10%に引き上げられると、厚生労働省の標準モデル年金に近い月額22万円(夫16万円、妻6万円)の世帯の場合、物価が増税幅と同じ2%上昇すれば、実質的に年間5万2800円の増額になるというのである。

   由々しき事態だ。年金は物価や賃金に応じて支給額を調整する制度があるが、マクロ経済スライドの導入でこの機能が働かないのだ。ポイント還元などの負担軽減策もあるにはあるが、複雑すぎて、年寄りには何が何だかわからない。

   経済ジャーナリストの荻原博子氏は、安倍首相は本音では消費税増税をやりたくないという。それはそうだろうが、破れかぶれでやってしまうことは十分考えられる。

   家は老朽化、年収は下落、年金は目減りでは、あと数年、どう生きていったらいいのだろう。居酒屋で飲むのもままならない。

   居酒屋で思い出したが、内館牧子の「すぐ死ぬんだから」(講談社)を読んだ。78歳のオバアサンが、年取ったら「見た目が一番」だと目覚め、肌の手入れや服装に凝り、周りのバアさんたちから妬みや嫉妬を買う話から始まり、突然亡くなった亭主に女がいた話へと、さすがに脚本家だけあって面白く読ませる。

   そこに「泪割り」というのが出てくる。仙台で流行っている飲み方で、ワサビを入れたハイボールや酎ハイである。あるバーのママが、涙ながらに身の上話をしている客に作ってあげたという曰くがある。作ってみたが、さっぱりして飲みやすいしネーミングがいい。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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