2024年 4月 27日 (土)

オードリー春日「クミさん結婚美談」のウソ!直前まで別の女性が家にお泊り

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

輝かしい人生が一瞬で吹き飛んだ元通産省官僚!後期高齢者の運転免許は原則停止にしたら

   週刊文春に、87歳で車を運転して東京・東池袋の大通りで8人の通行人を引き倒し、母子を死亡させた旧通産官僚の飯塚幸三についての記事がある。この男、通産省に入り、技術畑を歩み、約3000人の研究者を抱える工業技術院長になった。どんなに位人臣を極めても、晩年がこれでは、それまでの輝かしい人生が泡となって消えてしまった。

   2年前に受けた免許更新では、認知機能検査で問題はないと判定されていたというが、昨年あたりから弱ってきて、年が明けてからは、バックで車庫入れする際に、何度も失敗して妻から指示を受けていたそうだ。私も年を取ってきて分かるが、高齢者の体調は日替わりである。いつも万全というわけにはいかないのだ。

   私は、自分が運転しないこともあるが、後期高齢者がハンドルを握るのには反対である。現在のように、簡単な認知機能検査で免許を更新させるのではなく、原則、後期高齢者には免許を更新させない。例外的に、認知機能も身体も衰えがなく、健常者と認めることができた人間だけを更新させたらいい。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中