2020年 10月 30日 (金)

オウム13人死刑執行から1年!拘置所関係者が明かしたあの朝の「その瞬間」

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   約1年前、オウム真理教の元幹部13人の死刑が執行された。7月6日(2018年)に首謀者・麻原彰晃をはじめとする7人、26日に6人。NHKはこの13人の執行に関する文書を情報公開請求で入手した。だが、ほとんどは真っ黒に塗りつぶされていた。

   ある元幹部の死刑執行に立ち会ったという拘置所関係者が、当日の様子を明かした。死刑囚は別室から所長の前に連れてこられると、所長から「あなたに対して死刑を執行します」と伝えられた。このとき腰を抜かしてしまう死刑囚もいる中、その元幹部は「わかりました。ありがとうございました」と話したという。

   この関係者は最後まで執行を見届け、「一連の動作の中で震えたりわめいたりすることはなく、潔く死刑を受けた感じだった」と語った。

   地下鉄サリン事件など11の事件に関与した新実智光元死刑囚の妻が取材に応じた。妻は死刑が執行されることは知らず、7月6日朝も面会に行ったが、「会えません」と言われた。理由を聞くと「しかるべきところから連絡があったと言われ、そういうことかと思いました」と話す。その後、拘置所から電話が入り、死刑が執行されたことと遺体引き取りの意思を確認された。

   渡された死亡診断書を見ると、8時33分に死刑が執行され、16分間吊るされていたことがわかったという。「葬儀会社で夫の亡骸と対面したが、まだ温かかった」

執行後に新実智光の妻が受け取った日記「もっと別の人生も・・・」

   死刑囚の中に再審を求めていた者もいた。井上嘉浩だ。「真実解明は償い」と言い続け、再審を請求し、担当の伊達俊二弁護士は執行3日前に裁判所や検察と打ち合わせをした。その日、上川陽子法務相は執行を認める書類にサインをしていた。伊達弁護士は「真相究明にフタをされ、憤りは強い」と話す。

   新実智光の最後の言葉も明らかになった。執行後に妻が受け取った日記には、「もっと別の人生があったのでは。教祖1人を崇める人生しかなかった。自分を信じる人生もあったはずだ。誰かに委ねる生き方は誤りだった」と書かれていた。

   端本悟は担当弁護士で大学時代の友人だった池永知樹弁護士と、執行の直前まで面会を続けていた。最後に届いた手紙には「あの時(大学時代)語り明かしておけば」「情けないな、自分がよ」「よき人生、幸せになれと願うぜ」と書かれていた。

文   バルバス
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