2020年 11月 25日 (水)

<カツベン!>
周防正行監督の映画愛がぎゅっと詰まった極上エンタメ!成田凌がすっかりなりきっている大正時代の活弁士

お金のプロだけが知っている、保険を使った賢い貯蓄方法!

   映画がまだサイレントで、「活動写真」と呼ばれていた大正時代、楽士の奏でる音楽に合わせ、自らの語りや説明で映画を彩った活動弁士(活弁)は、俳優より人気があったという。

   子供の頃、活動写真小屋で活弁士を見た染谷俊太郎(成田凌)は、一流の活弁士になるのが夢だった。しかし、大人になったいま、気づけば泥棒一味に取り込まれ、ニセ弁士として盗みの片棒を担いでいた。嫌気がさした俊太郎は一味から抜け、青木豊子(渡辺えり)・富夫(竹中直人)が営む映画館「靑木館」に流れ着く。逃げるときに行きがかりで手にしてしまった大金は、屋根裏に隠して、そこで働き始めた。

   監督はこういう映画は得意な周防正行である。

  • (C)2019「カツベン!」制作委員会
    (C)2019「カツベン!」制作委員会
  • (C)2019「カツベン!」制作委員会

おなじみの竹中直人、徳井優、田口浩正らがやっぱりいい味

   成田凌はオーディションで主役を勝ち取ったそうだが、正直、たいして期待はしていなかった。がしかし、その語りを聞いた瞬間、発声やアクセントなど、当時の活弁士の技をきちんと勉強していることがすぐにわかり、あっという間に引き込まれてしまった。

   永瀬正敏、渡辺えり、小日向文世、竹野内豊、音尾琢真らのベテラン勢、竹中直人、徳井優、田口浩正などの周防組レギュラー勢の力も大きい。成田やヒロイン役の黒島結菜ら若手をきちんと下支えながら、みんな個性的なキャラクターで一時も目が離せない。

   井上真央と高良健吾がいままでにない悪役を好演しているのも見どころ。劇中のサイレント映画『椿姫』『金色夜叉』『南方のロマンス』に、草刈民代、城田優、上白石萌音、シャーロット・ケイト・フォックスらが出演しているのも面白い。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CAST テレビウォッチ
アクセスランキング
  1. 唐沢寿明「24 JAPAN」人気上昇。本家「24」知らない人は「こんなにハラハラドキドキするドラマはない」。本家ファンも「色々ツッコミ所はあるが、頑張っているから最後まで見る」
  2. 近藤真彦の不倫騒動、ジャニーズ事務所は「なかった」ことにしようとした。松本人志が事務所の大きさに関わらず「平等に扱うべきだ」と真っ当な意見を述べた。さらに妻が「離婚する」と突き放し、近藤もケジメをつけなくてはならなくなった。俺にはメディアを潰せる「権力」があると豪語した近藤は、 テレビアナたちが嬉しそうに不倫騒動を語るのを、どんな思いで見たのか。
  3. 眞子さんは穏やかそうに見えて、秋篠宮家の中でも最も性格が強いという。声明の「生きていくために必要」というのは、換言すれば"結婚できなければ世を去ります"とも受け取れ、周囲は眞子さんの覚悟の凄さにひれ伏した。眞子さんに密かにエールを送っていたのが当時、皇太子だった天皇だというのだ。
  4. 「不倫の心配ナシ?」芸能人で最も仲の良い夫婦ランキング...DAIGO・北川景子、三浦友和・山口百恵を引き離したダントツ1位はあのサッパリカップル。キムタク・工藤静香が意外に苦戦
  5. 「旭川だけではもたない」...コロナ病院クラスター発生で医療従事者不足が深刻!「本州から応援を」医師会も悲痛な叫び
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中