2024年 3月 29日 (金)

キムタク主演「教場」が2夜連続視聴率15%台の好記録 初の冷酷非情の不気味演技に絶賛の声

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   フジテレビが開局60周年記念で2夜連続で放送した木村拓哉(47)主演の正月スペシャルドラマ「教場」が、2回とも平均視聴率が15%台の好記録だったことが6日(2020年1月)のビデオリサーチの発表でわかった。

   4日の第1夜が15・3%、5日第2夜が15・0%(関東地区)だった。

   「教場」は長岡弘樹氏のベストセラー警察小説を初の映像化。警察官を目指す若者が通う警察学校の教室「教場」を舞台に、キムタク演じる白髪で右目が義眼の冷徹無比な教官の風間公親(きみちか)と、それぞれ邪悪でクセのある生徒たちの対決を描く警察ミステリーだ。

   風間は「警察学校は適性のない人間をふるい落とす場」と考えて、生徒がトラブルを抱えた途端容赦なく退校届を突きつける。過酷な警察学校で覚醒していく生徒の青春物語であり、厳格な教官が個性あふれる生徒と向き合う人間教育の物語でもある。

「木村拓哉は若い俳優たちの演技をうまく引き出している」

   ネット上では、キムタクが初めて演じた不気味ともいえる冷酷非情な演技に称賛の声が多かった。

   「最近キムタク老けたなぁと思っていたけど、今回この役で年相応感あってすごく良かったと思う。渋い演技が出来るようになったじゃん」

   「風間教官が木村拓哉じゃなかったら、ここまで共演者が生き生きと演技出来ただろうか。真剣に役と取り組んだだろうか。『木村拓哉』との共演がどんなに緊張とプレッシャーを彼らに与えたのだろうか。『木村拓哉の作品』に泥を塗ってはいけないから、彼があまりにも真摯に真剣に役に向き合っているから、その背中を見てそれに倣うことで『自分の作品』にもすることが出来た。素晴らしい演技だった。シルバーグレーの木村さん、キムタクとはもう呼びたくない」

   「交番のありがたさに気づき、おまわりさんが身近におもえるほど、熱い2日間でした。木村拓哉さん演じる教官の歩く後ろ姿が、忘れたくないです。明日も見たい、そう思う久しぶりのドラマでした」

   「木村拓哉さん、大熱演でした。元々実力が伴ってなければ、準備をしても華のある存在感は発揮できない。大人の事情で役作りに制約があったのかもしれないが、年号も変わった事だし、新しいステージに立って輝いて欲しいです。役柄の持つ『意外性』と『必要悪』のせめぎ合いを、楽しみました。若手の共演者の好演を上手に引き出していた感もアリ。ぶつかったり、響き合ったり」(テレビウォッチ編集部)

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