2020年 10月 30日 (金)

新型コロナ対策、韓国のほうが手厚いのはなぜ?検査数は日本の10倍、予算7倍、マスク不足も解決...

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   1日(2020年3月)、韓国政府が発表した新型コロナウイルスの感染者数は3736人。日本は946人だが、その差には検査体制の違いがある。1日の最大検査件数を比べると、韓国は1万4753件(2020年2月29日時点)なのに対し、日本はたったの1594件(同21日)で、韓国の10分の1ほどしか実施されていない。

   今、韓国では全国570か所以上の保健所や病院などの敷地内に仮設の「検査所」を設置している。希望する人は医者の診察を受け、感染の疑いがあればその場で検査を受けられるようになっているのだ。

   車に乗ったままで診察や検査が受けられる、ドライブスルー型の検査所もある。検査所長のキム・アンヒョン氏は「今は多くの人を検査することが重要です。ここは分業になっているので時間はかかりません」と話す。1番テントで問診票を渡され、2番テントで診察、感染が疑われる場合は3番テントで車の窓越し鼻や口の粘膜を採取する。車から出ないのでないので、出入りのたびの消毒の必要もない。かかる時間はほんの数分だ。

ドライブスルー型の検査でほんの数分で終了

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   「昨日は380人が訪れ、そのうち112 人が新型コロナの検査を受けました。1日最大で500~600人は受けられます」とアンヒョン氏。ドライブスルー型の検査所は韓国全土で3か所あるが、今後は増える予定だ。

   韓国の新型コロナ対策は、検査以外の面でも進んでいる。深刻だったマスク不足は、韓国政府がマスクの海外輸出を制限し、韓国産のマスクの9割を国内で流通させたことで解消された。また、感染が疑われる人の自宅隔離では、消毒用のアルコールスプレー、マスク、体温計、ごみ袋、食べものなどの手厚い支給もある。

   感染者の立ち寄り先などの情報は政府が事細かく公表し、専用の地図アプリを使えば感染者が訪れた場所が一目瞭然になっている。対策の予算にも差がある。日本では第一弾で153億円を計上し、第2弾を検討中だが、韓国では日本円にして約1兆8000億円も予算を付けている。予備費2700育円で済ませる日本の約7倍だ。

   2015年に感染が広がったMERS(中東呼吸器症候群)では、韓国では多数の感染者を出て政府対応に批判が集中した。その時の苦い経験から、新型ウイルスの検査を民間でもできるようにするなど、体制を整えてきたのだ。

   国山ハセン(TBSアナウンサー)「それにしても、1兆8000億円という額はすごいですね」

   森井じゅん(公認会計士・税理士)「新型コロナの問題がなくても日本の経済は手当が必要な状態だった。増税の影響もありました。それを考えると1兆でも2兆でも少ないくらいです」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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