2024年 4月 16日 (火)

大御所芸術家に次いで一流アスリートをも瞬殺、メロメロにしてしまう大野智。無口で寡黙どころか、とんだ人たらし

   「2020スタジアム」(2020年3月25日夜7時30分~・NHK総合) NHKの東京オリンピック・パラリンピック放送のスペシャルナビゲーターを務めている嵐。同大会は放送前日に来夏に延期されることが決定。そのため内容を変更、約30分間時間を短縮しての生放送となった。

   今年に入ってから月1で放送、オリンピックにまつわるものや人について嵐メンバーが取材してきた。今回、相葉雅紀と松本潤は男子マラソン代表に内定した大迫傑をインタビュー。櫻井翔はパラ陸上・女子走り幅跳びの中西麻耶を取材。大野智は新競技スケートボードの種目でメダル候補と言われる四十住さくらを直撃した。トレーニングに参加した松本と相葉があまりのハードさに息も絶え絶えになったり、櫻井がガチで挑戦した走り幅跳びの記録にガックリ肩を落としたりするさまが報告された。

世界にたった1枚のスケボーを完成。大野のサイン「さくら♡」

   そんな中、茶の間をほっこりさせたのが大野編。小学6年からスケボーを始め、16歳で世界的な大会を総なめにし、18歳の現在、最もメダルに近いといわれる四十住に密着した。遠くの練習場まで毎日通い、靴やボードがすぐダメになる過酷な環境で黙々と努力を続けてきた。まずは「大野くんにやってほしい」とスケボーの腕前をチェックされる。嵐一の高い運動能力を持つ大野は、ジャンプは1度でマスターできなかったが、転がることなくスケボーに乗ってみせた。お次は一緒にオリジナルスケートボードを手作りしてほしいと頼まれ、快諾。世界にたった1枚だけのボードを完成させる。大野のサイン、「さくら♡」、ペットのヤギのイラストの入ったレアものだ。

   「みんなと違うのができたから、テンション上がる~」といったんは喜んだ四十住に、「みんなが真似してくれたらうれしいもんね」と大野が続ける。すると四十住は「いやだあ」と断固拒否。突然の拒否に「それいやだ?嬉しくない?」と驚く大野。「大野くんとさくらだけ」と甘えてきた予想外のリアクションに、「そうだな」とデレデレ。これまでどんな番組でも見せたことのないようなニヤケ顔で、もじもじしながら照れまくったのだった。

   大野は誰に対してもフラットに接し、身構えることなく相手の懐に飛び込んでいく。そのわけへだてない態度に四十住と同じくメロメロになった女性がいた。前衛芸術家の草間彌生だ。気難しくて他人を褒めないことで有名な草間が唯一絶賛したのが、大野。7年前、「24時間テレビ」(日本テレビ系)のチャリティーTシャツをコラボ製作した。この時、先生呼びした大野に、草間が「彌生ちゃんと呼んで」とムチャぶり。あの時と四十住はまんま同じ、恋する乙女に変えてしまったのだ。大御所芸術家に次いで一流アスリートをも瞬殺、メロメロにしてしまう大野、無口で寡黙どころか、とんだ人たらしといえそうだ。

   知央

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