2024年 4月 26日 (金)

柏原崇 内田有紀と25年の付き合いなのになぜ結婚しない?事務所幹部との"何か"が障害

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   内田有紀(44)という新人女優に会ったのは、赤坂の小料理屋だった。バーニングの周防郁雄社長が「今度デビューする子だ」と紹介してくれた。目のキラキラした可愛い子だった。その後、六本木の中国飯店で彼女を見かけ、声をかけると、私の席に来てくれた。子どもたちと一緒に撮った写真が残っている。 テレビドラマ「北の国から」の内田はよかった。その後、「北の国から」で有名になった吉岡秀隆と結婚、離婚した。可愛い女からいい女になった。

   フライデーは、内田が俳優の柏原崇(43)と長年の恋人同士だと報じている。柏原も畑野ひろ子と結婚、離婚している。大手事務所幹部(バーニングの関係者だという)との確執があり、活動の場を中国に移しているそうだ。1995年に内田とCMで共演して以来の仲だというから、夫婦同然のようだが、事務所幹部との"何か"が障害になり、結婚できないのだろうか。写真で見る限り、幸せそうに見えるのだが。

   フライデーが、稀勢の里や高安などを輩出してきた名門、田子の浦親方に「立川志らく現象」が起きていると報じている。志らく現象とは、カミさんが弟子に寝取られたことを指す。 彼女は角界きっての美人女将として有名だったが、昨年9月(2019年)に行われた稀勢の里の断髪式に姿を見せなかったという。噂になっている弟子も、9月ごろに謎の引退をしていたそうである。

   4月2日、田子の浦はカミさんとは別の女性と寿司を食い、自分の部屋に招き入れたという。親方はフライデーに対して、離婚したことは認めている。奥さんと弟子との不貞が原因だといわれているがという質問には、「ウワサはウワサ。私自身は(不貞行為を)見ていないので」と否定はしていない。

   カミさんが弟子と不貞を働くことを、昔だったら「志らくる」といったのかもしれない。今は「志らく現象」か。"家元"志らくのコメントも欲しかったな。

不幸な星の下に生まれた杏!父親は女狂い、亭主は浮気、宗教狂いの実母とは訴訟沙汰

   さて、夫・東出昌大の不倫で、同情が一身に集まった妻の杏だが、その杏が別の深刻な訴訟を抱えていると、週刊新潮が報じている。実の母親から訴えられているのだ。話が複雑すぎて、ここでそのすべてを紹介するのは、私の筆力では難しい。杏の父親である渡辺謙と母親の由美子は、謙の不倫と由美子の多額の借金を巡って派手な「離婚訴訟」を起こした。杏はそれを苦にして高校を中退、モデルの道を選んだ。

   杏は離婚した母親側についた。一気にブレイクした杏は、パリコレにも出場し、女優デビューも果たし、年収は1億円を超えるようになる。だが、所属していた事務所とギャラを巡ってトラブルになり、別の事務所に移り、母親は杏個人の事務職員となり、杏から月35万円を受け取るようになる。

   その後、節税目的もあって、杏が個人事務所を設立し、由美子が代表取締役になる。週刊新潮によれば、2013年には売り上げが1億8000万円にもなったという。由美子も年収2000万円超を得ていたそうだ。ところが、2014年に突然、杏は弁護士を立てて、事務所を退いて前の事務所と契約すると由美子に通告するのである。由美子は慌てて無効だと主張するが、覆らず、2015年に東京高裁に調停を申請するが不調に終わったため、2017年に訴訟に打って出る。

   とまあ、娘がカネを稼ぐようになり、母親がそのカネを、宗教家に多額のコンサルタント料を払い、借金返済に充てているのではないかと娘が疑い、トラブルになったという図式のようである(母親側は否定している)。どちらに理があるのかはわからないが、杏という女はつくづく不幸な星の下に生まれついたようだ。父親は女狂い、母親は宗教などに入れ込み、亭主も不倫三昧。彼女にも非があるとは思うが、それにしても......。

   テレビ東京にいた人気アナ、鷲見玲奈(29)が週刊文春でインタビューに答えている。同じ局の妻子持ちアナと不倫していたと週刊文春に報じられて番組から降ろされ、追い詰められて退社したのだ。 憎い週刊文春に答えたのは、不倫の噂は事実無根、「絶対ありません」といいたかったようであるが、相手のアナは異動させられているし、読者を納得させることには成功していない。

地面師に55億円だまし取られた積水ハウスいよいよ泥沼!元会長が株主総会で「経営者全員の解任」提案

   積水ハウスから55億円を騙し取った地面師事件は大きな話題になった。この事件で地面師グループ10人が逮捕・起訴され、主犯の内田マイク被告には東京地裁が懲役12年をいい渡している。この事件には不可解なことが多く残っている。本当に積水ハウス側は知らなかったのか。週刊文春で積水ハウスの元不動産部長の職にあった黒田章が実名で告白している。

   <「阿部俊則社長(現会長)は、契約相手が偽の地主であることを示す内容証明付き告発文の存在を、決済日の前から知っていました。さらにその事実を不動産部には隠して、強引に取引を進めたのです」>*

   もし事実なら、取締役の善管注意義務違反、または、特別背任に問われる可能性があると週刊文春はいうのだが、3ページの特集を読んでみても、阿部社長が知っていたとして、みすみす55億円という大金を損するのに、なぜそのまま取り引きを進めてしまったのかが、私にはよく理解できない。

   4月23日には、阿部を追い出そうとして、反対に追い出されてしまった和田勇元会長が、株主総会で「経営者全員の解任」を求める提案を行うという。積水ハウスという不透明な企業の内情を明らかにし、企業内だけではなく、消費者に分かりやすく説明しなければ、企業自体がそっぽを向かれ、衰退していくと思うのだが。

「公園じゃないから問題ない」と安倍首相が珍答弁したコロナ禍真っ最中の「昭恵花見会」どこのレストラン?

   先週見事なスクープを放った週刊ポストの第2弾。タイミング最悪のとき、有名人らと"花見"を楽しんでいたことが発覚した安倍晋三首相の妻・昭恵(57)だったが、安倍が国会でそのことを問われて、花見会場が「公園」ではなく「レストランの敷地内」だったと反論したことで、馬鹿をいうなと世論が反発してしまった。

   その桜が見られるレストランはどこか。「都内ですが、店の規約で場所も店名も口外禁止なんです。招待された人しか住所を知らない会員制レストラン。普通の人は入れません。料理のジャンルはイノベーティブ・フュージョンです」と、当日参加したあるレストランのカリスマシェフが答えている。

   「会が開かれたのは3月23日の夜で、都知事の会見(25日)の2日前。すでに都内では感染者が急増していた。 この会は通称『安倍昭恵会』といわれ、1月上旬にも開催されていた。関係者からそのときの写真を入手したが、藤井や手越をはじめ何人かは花見と同じメンバーだった。

   参加者は芸能人もいましたが、ぼくのようなシェフもいればIT系のかたもいた。(中略)会の音頭をとっていたのは昭恵さんです」>(週刊ポスト)。ネットでは、このレストラン探しが始まったが、見る限り特定できてはいないようだ。

   その昭恵と安倍首相が"関わっていた"森友学園事件を追及している相澤冬樹が、今週は、自殺した赤木俊夫の妻のところへ、2018年10月28日にこそこそと尋てきた財務省秘書課長だった伊藤豊と近畿財務局人事課長だった米田征史の「音声」を入手した。

   公文書改ざんに関する報告書の説明に来たという。その時のやり取りを妻の昌子が秘かに録音していたのだ。伊藤は昌子に、概ね、こういったという。2月27日に安倍首相が「関知してたら辞めてやる」といったことが炎上してしまったために改ざんをした。安倍の発言が「関係していた」と述べたというのである。

   伊藤は現在、金融庁監督局審議官で、行く行くは金融庁長官か財務事務次官かと噂されているそうだ。そんな人間が、相澤の直撃に素直に答えるわけはないが、注目すべきは、「僕が相澤さんの取材に答えると、後輩に、今一生懸命対応しようとしている財務省の人間に、迷惑がかかるといけないので、イエスもノーも言いたくない」といっていることだ。自分が正直に答えれば、安倍の怒りを買う、部下に迷惑をかける、そういうことだと思う。

   相澤のこの極上のスクープは、着実に安倍夫妻の首を絞めつつある。

新型ウイルス騒動のその先を予言「権力者は一切をなかったことにして、闇夜が始まる」

   きのう9日(2020年4月)の夕方、新宿と神保町の書店をのぞいてみた。紀伊国屋本店は閑散としていて6時には閉店した。神保町の三省堂本店は休業、東京堂も6時には閉店した。仕方ないので、「ランチョン」でビールのハーフ&ハーフを飲みながらオムレツを食べた。

   2階から見る神保町の街は元日の朝のようだった。それでなくても売り上げ減に苦しんでいる出版界は、コロナ自粛で息の根を止められるのではないか。すべてをロックダウンしたい小池都知事と、経済への影響を少しでも減らしたい安倍首相とで、ぎりぎりの攻防があり、折衷案で妥協したようだ。小池を全面的に支持するわけではないが、やるなら小出しではなく、一気に短期間で決着をつけるべきだろう。

   最後に、イタリアを代表する小説家で物理学博士でもあるパオロ・ジョルダーノが、母国のコロナ感染の混乱のさなかで何を考えたのかを綴った「コロナの時代の僕ら」(早川書房)から一節を引用してみたい。

   <支配階級は肩を叩きあって、互いの見事な対応ぶり、真面目な働きぶり、犠牲的行動を褒め讃えるだろう。自分が批判の的になりそうな危機が訪れると、権力者という輩(やから)はにわかに団結し、チームワークに目覚めるものだ。一方、僕らはきっとぼんやりしてしまって、とにかく一切をなかったことにしたがるに違いない。到来するのは闇夜のようでもあり、また忘却の始まりでもある>

   以前書いたが、中国人作家・閻連科(イエン・リエンコー)も、 中国で新型コロナウイルス感染拡大を警告し、自らも感染して死んだ李文亮眼科医のことを、「李のような『警笛を吹く人』にはなれないのなら、われわれは笛を聞き取れる人になろう」と語った。「本当のことをいえば、処分を受け、事実は隠蔽され、記録は改ざんされ、やがて人々の記憶から忘れられていく」「われわれが身を置く歴史と現実の中で、個人でも家庭でも、社会、時代、国家でも悲しい災難はなぜ次から次へと続くのでしょうか。(中略)人として――幾千万もの庶民あるいは虫けらとして――われわれには記憶力がなさすぎるのです」

   日本人も、現在のこの国の惨状を記憶し、その記憶を後世に伝えなくてはいけない。為政者たちが何をし、何をしなかったのかを。(文中敬称略)

【絶対当たらない馬券術】無観客の桜花賞――レース運びがうまいサンクテュエールに期待

   競馬も中止になるかと心配したが、桜花賞はやるそうだ。1か月近くも競馬が中止されたら気が狂う。だが、今回も難解。1番人気のレシステンシアの前走3着と阪神JFでのリアアメリアの不可解な敗戦がよくわからない。レシスは敗戦の責任を取らされたのだろうか、北村友が降ろされ武豊に乗り替わった。リアの川田は重賞ではあまりいいところがない。

   ということで、本命はレース運びがうまいサンクテュエールにした。対抗が一気の逃げ切りまであるレシステンシア。単穴は堅実なマルターズディオサ。△はクラヴァシュドール、デアリングタクト、ミヤマザクラ、マジックキャッスル、大穴でヒルノマリブ。GOODLUCK!

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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