2020年 11月 26日 (木)

医療崩壊が迫っているが、それより前に保健所がパンクするぞ!職員は24時間対応で疲れ切っている

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   コロナ対応に追われ、全国各地の保健所が悲鳴をあげている。東京都港区の保健所にかかってくる相談電話は1日250件。担当者は発熱や息苦しさなどの症状だけではなく、海外渡航歴や感染者との接触の有無、過去2週間の外食やマスクの着用などについて細かに聞き取りを行っていく。

   外食があった場合、個室を使ったか、屋外だったか、座った位置はどこかなども詳細に明らかにするため、電話は30分を超えることもある。

   感染が疑われる場合は、PCR検査の予定を調整し、陽性者に対しては入院先の手配を行う。さらに濃厚接触者の特定を行い、1日1回、体調を確認、感染が疑われる症状が出てきた場合は検査に進む体制をとっている。

重症にならないとPCR検査を受けられないほどベッド数が不足

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   愛知県岡崎市の保健所でも、9時の受付時間と同時に専用ダイヤルは鳴りっぱなし。相談件数は1日100件以上で、6人だった職員を16人に増やしたが追いついていない。保健所の人数は以前から余裕がなく、ギリギリの人数でこなしていたからパンク寸前に追い込まれている。緊急の場合は職員の携帯に連絡が入るため、対応は実質24時間だ。

   こうした状況の中、さいたま市では4月10日(2020年)、西田道弘保健所所長が「ベッドが埋まるのを避けるため、検査数を絞っていた」と発言。清水勇人さいたま市長は13日、記者団に対し「誤解を招く表現だった」と謝罪コメントを出す騒ぎになった。

   横浜市でも同じような問題が起きている9923人の相談に対し、PCR検査は133件しか行われておらず、古谷靖彦市議が横浜市作成のマニュアルを確認したところ、重症化していないと検査が受けられないようになっていたという。市議は「医師が必要だ感じても、重症化していないと検査を受けられないのは恐ろしいことだ」と指摘する。

   キャスターの立川志らく「さいたま市がやったことはほめられることではないが、そのくらいパンクしている。パンクする前に対策を練った方がいい。電話ではなくファクスアンケートなどを考えた方がいいんじゃないか」

   鴻上尚史(作家・演出家)「誰と接触したか、どういう行動を取っていたかといった聞き取りは医療専門家以外の他の人に任せられないか」

   野口健(アルピニスト)「保健所の人が疲弊すると細かいミスも起きる」

   小林寅喆(いんてつ)教授(東邦大学)「見逃しが起きてしまい、引っ掛けなければいけないものが漏れてしまう。今すぐは無理でも分担を行い、将来に向けては大きな対策が必要。保健所がパンクすると医療期間との連携が取れず、医療崩壊になる」

文・みっちゃん

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