<エール>(第27話・5月5日火曜放送)
裕一の母・まさは結婚に反対だった。「イギリス留学は両立できるほど甘いものではありません」と強硬だ

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   関内音(二階堂ふみ)との結婚を許されたと思っている古山裕一(窪田正孝)は、幸せいっぱいで福島に戻ったが、家族や親戚の反応は予想外のものだった。母・まさ(菊池桃子)は結婚に反対しているのだ。

   裕一「なぜ反対なんですか」いくら頭を下げても、母の態度は変わらない。「あなたは外国に何をしにいくのですか。結婚は必要なのですか。あなたが目指す世界は、過酷な闘いを勝ち抜かないといけないのよ」と厳しい。

   裕一「彼女が必要です。彼女がいないと曲が書けません。彼女は信頼できる唯一の人なんだ」

   話を聞いていた弟の浩二(佐久本宝)が、家族を信頼できないのかと裕一に激しく怒りをぶつけた。「勝手に留学決めて、家族で反対もせずに送りだそうとしているのに、女にのぼせ上がって結婚するなんて、どうかしてるよ。俺、兄さんが嫌いだ」

   裕一は必死で詫びるが、積年の思いが溢れ嗚咽する浩二。

悩んで相談した藤堂先生も「結婚より一流の音楽家を目指せ」という

   どうすべきか悩んだ裕一は、久しぶりに恩師の音楽教師である藤堂清晴先生(森山直太朗)をたずねた。音との結婚と留学について相談をする。藤堂先生は世界で一流と認められる作曲家になってほしい、つらいかもしれないが、最善の選択をしてほしいと裕一に言う。音よりも留学だという意味だ。裕一は自室にこもって、音に別れの手紙を書き始める。

   音は音楽学校の実技試験に向けて、歌の練習にはげんでいた。でも、東京に来てから、一度も裕一から連絡が来ない。音が公園で試験の課題曲の練習をしていると、謎の男が近づいてきて、「もっとリラックスして、体全体を使って歌うといい」とアドバイスする。いったい何者なのだろう。

(NHK総合あさ8時)

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