2020年 10月 30日 (金)

砂かぶりに観客のいない暗い大相撲千秋楽。涙なしの優勝力士。業界の将来を暗示していなければいいが
<大相撲千秋楽>(NHK総合)

   筆者は全く大相撲に趣味がない。だから、テレビ中継でもつけないのだが、今回はコロナ禍のために東京での開催になったし、観客はソーシャルディスタンスで半分ぐらい入れたし、感想を述べる義務があろう。付け加えれば、幕尻に落ちてしまった元大関・照ノ富士が優勝するかどうかの話題もあり、久しぶりにテレビ桟敷で見た。

   イケメンの遠藤が、中盤までたった2勝しかできず、負け越しているかと思っていたら、あらら、いつの間にか7勝7敗のタイになっていて、千秋楽に勝って勝ち越したのだ。笑っちゃったのは、辛口の解説・北の富士が、遠藤が勝つとデレデレ。ほう、親方でも業界のお偉いさんでも遠藤の魅力には勝てないのか。美男はお得だ。

   照ノ富士が猪突猛進の御嶽海に完勝して、涙のない優勝。楽屋では確かにインタビューしたが、表彰式の途中で、観客にも聞かせるインタビューをなぜやらなかったのか。まさか、モンゴル差別ではあるまいが、折角入っていた観客は聞きたかったと思うが。なんか拍子抜けである。それと、画面的には確かに観客が入っているのだが、砂かぶりにお客さんがいない絵面は全くもって物足りない。

   両横綱に大関・貴景勝など上位陣の休みで、全体としてつまらぬ場所であった。照ノ富士の復活も上位陣が欠けたことによるオマケみたいなもの。砂かぶりがスカスカの淋しい観客席同様、はやり病の所為とはいえ、先細りの業界を象徴しているようで、暗い。(2020年8月2日15時5分~)

(黄蘭)

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