2024年 4月 26日 (金)

菅義偉の苦労人伝説「集団就職」「苦学生」はフェイクだ。菅のHPで「集団就職」がいつの間にか「家出同然で」と書き換えられた。満蒙開拓団で苦労した父・和三郎は息子に貶められて、たまったものではないだろう

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安倍内閣の支持率急上昇は「あの安倍が辞めてくれてよかった!」という国民の素直な喜びの気持ちだ

   ほぼ確実に誕生する菅政権だが、国民の審判を受けなければ正統性はない。 だが、現代は、選挙をやれば自民党が大勝するというのである。10月25日投開票になれば、自民党が圧勝して何と310を超える議席を獲得すると予測しているのだ。私には全く解せないが、現代によれば、大きな追い風が安倍総理の遺産として吹いているというのだ。

   共同通信が8月29日から30日に実施した世論調査では、内閣支持率は56.9%。前回の調査(8月22から23日)では36%だったので、実に20.9ポイントもアップした。それが追い風になるというのだが、ちょっと待ってほしい。この支持率アップは菅に期待してではない。あの安倍が辞めてくれてよかったという、国民の素直な喜びの気持ちが、支持率に反映したのである。派閥のボス猿たちが密室で談合した菅政権なんぞを、国民が容認したわけでは全くない、そう思いたいが。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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