来年から嵐の冠番組が消える。文春によれば、嵐にはジンクスがあって、嵐は5人揃わないと視聴率が取れないという。一人一人の単体では魅力がない、5人揃ってはじめて一人前ということだろう。前途は多難のようだ
米では政権寄りのメディア社長に反旗を翻す記者が多いが日本はどうか。フジの記者だった安倍前首相の甥が後継者になるようだが。
メディアの問題を2つ。アメリカを代表するウォール・ストリート・ジャーナルが、トランプ支持が行き過ぎると、社内の記者たち280人が連名で「社説やオピニオン欄に誤報が多い」という抗議文を出したと、文春が報じている。
ここを所有しているのはメディア王として知られるマードックだが、彼は前回の大統領選でトランプのアドバイザーを務めていて、報道方針に対立する記者たちを相次いで解雇しているという。日本のメディアにも政権ベッタリの社長が多いが、そこの記者たちが反旗を翻したという話は聞かない。勇気のあるやつはいないのか。いないだろうな。
共同通信にいた柿崎明二論説副委員長が、菅の補佐官に就任したことで、社内でも批判の声が上がっている。水谷亨社長が、加盟各社を前に、こういったと文春が報じている。
「非常に残念です。こうしたことを阻止していくのが我々の役目だと思う。きっちり記者教育をしていく。どれだけ政治家に食い込んでも、権力側にはいかないのがジャーナリストです」
はからずも、記者教育ができていなかったことを認めてしまった。
安倍前首相の甥にあたる岸信千代(きし・のぶちよ)(29)がフジテレビを辞めて、父親の岸信夫防衛大臣の秘書になることで、安倍の後継者になるのではと騒がれている。父親は山口二区だが、子どものいない安倍の地元である四区から出る可能性もあるという。安倍の母親・洋子が目をかけていたというから、その可能性が高いのではないか。