2020年 11月 27日 (金)

「美輪明宏、マツコも活躍しているから日本人は寛容」...LGBT差別は存在しない発言の春日部市議が会見で「謝罪はしない!」と逆ギレ

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   9月に足立区の白石正輝区議が「LGBTで足立区が滅びる」と発言して物議をかもしたが、同区議は10月20日に謝罪し、発言を撤回した。しかし、埼玉県春日部市議会の井上英治市議は、9月18日の春日部市議会でLGBTなど性的少数者への差別撤廃やパートナーシップ制度導入を求める請願が出されたことについて、「同性婚など憲法違反の実現が狙い」などと反対意見を述べ、「春日部市にはLGBTに関する差別は存在しない」と発言し、問題になっていた。

   井上議員は「教育委員会にはLGBTに関する相談はゼロ。春日部市では差別は起きていないので、LGBT条例を導入する必要性はない」「学校教育で教える必要はない。学校では分数や漢字など他にも教えることがある」「美輪明宏、マツコデラックスなどが活躍している。日本人は寛容」とも発言していた。

立川志らく「いじめにあった人の思いがわからんか!」

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   発言から約2か月後の11月11日、井上議員は市役所内で会見に応じたが、映像を撮ることは不許可にしたうえで、「発言を撤回・謝罪するつもりはない」と断言した。記者とのやり取りの中で「実際に春日部市でそんな差別があったのなら、いつどこでだれが被害にあったのか提出しろ」と主張し、記者からLGBTの6割が小学校から高校までの間にいじめにあっているというデータがあると指摘すると、「一般論ではなく、春日部市のことを話している。議論にならない」として50分の会見を終えた。

   この会見について、「レインボーさいたまの会」の鈴木翔子共同代表は「当事者から怒りや悲しみの声が届いている。相談窓口に届けがない、イコール、差別がないと受け止められるのは遺憾。当事者の困難を理解してほしい」と井上市議を強く批判した。

   キャスターの立川志らくは「窓口に届かないイコール差別はないというが、そんなバカなことはない。いじめられて言えずにいる子もいる。子供の時に教えられなかったから、あなたみたいな人ができあがっちゃったと言いたい。春日部市の人は恥ずかしい思いをしていると思う」とコメント。

   メインコメンテーターのロンブー田村淳が「イジメの報告ゼロを美談にしてほしくない。差別やいじめをオープンにして、どう解決したかを伝えることが政治の役割」と指摘。

   フリーアナウンサーの中村仁美は「自分の子供がもしも当事者になった場合、自分を恥じてほしくないので今から話し合っている。子供たちには春日部に住んでほしくないと思う」と気持ちを明かした。

   弁護士の高橋知典は「同性婚ができないことがすでに人生の自由を奪っており、差別に当たる。現状をどうして無視できるのか、不思議」と話した。

   東大卒クイズ王の伊沢拓司は「不勉強だと思う。社会全体の偏見が加害者になっている」とコメントした。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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