2021年 10月 22日 (金)

援助欲しいのは飲食店だけじゃない!「時短」で食品卸や生産者も大打撃!「ウニやエビ、タコも廃棄寸前だ」

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   新型コロナの感染拡大で、東京や大阪などでは飲食店が時短営業を始めたが、飲食店に食材や酒をおさめる食品卸問屋や生産者にも大きな影響が出ている。

   業務用水産卸の「ホリ水産」は、「12月は最も稼ぎ時なのに、例年の2,3割の出荷で終わってしまいそうだ。このままだと、もうやっていけない」という。コロナの影響で、取引先の40店のうち約10店が閉店した。倉庫には冷凍ウニやムキエビなどを詰めた箱が約300パック残ったまま。このままだと廃棄処分せざるを得ない。「飲食店さんばかり(協力金をもらって)ズルイ、とは思わないけれど、もう少し援助していただかないと厳しい」と飯島永二代表は言う。

   ホテルや飲食店など500軒と取引がある酒卸問屋の佐々木実社長は「宴会がことしはほぼ壊滅的にゼロ。忘年会、新年会の需要は年間を通じて一番大きい。営業利益は70%減じゃ収まらないだろうね」。売り上げが落ちたため、9、10月は従業員を休みにしたが、このままだと年明けも同じことになりかねない。

白菜は価格暴落でトラクターでつぶしている、

   影響は生産者にも広がる。白菜生産量日本一の茨城県の農家は、トラクターで「白菜つぶし」の真っ最中だ。収穫のピークを迎えたが、白菜1個あたりの利益は10円にもならない。約4万個の白菜を育てている鈴木弘晃さんは、「例年400万円の利益になるが、野菜が暴落、利益は10分の1になって、白菜を詰め込む段ボールの費用も出ない」という。

   埼玉県日高市ではウズラ1万羽がピンチだ。14万羽のウズラの卵を飲食店などに販売している農家は、ふだんなら忘年会や新年のおせち料理のいろどりとして、生産が間に合わないほどの注文が入る。しかし、緊急事態宣言が出た4月には、飲食店からの卵の注文はほぼゼロになったため、1万羽のウズラを出荷(処分)せざるを得なくなった。最近になって注文は戻り始めていたが、再度の「時短要請」に、改めて処分を考えざるを得ない状況だ。

   キャスターの立川志らく「飲食店だけ助けても、仲卸や生産者がいなければ、飲食店は成り立たない。とはいえ、助ける財源がない。どうすりゃいいんだ」

   キャスターの田村淳「大きな団体は政治家に陳情できるけれど、ぼくたちが本当に考えなくちゃいけないのは、食を支えてくれる生産者や仲卸の人たち、なんだけど」

文・栄

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