2024年 4月 27日 (土)

<おちょやん>(第20話・12月25日金曜放送)
急きょ「天海一座」の千秋楽に立つことになった千代 なんとか舞台は終わったが、テルヲと借金取りが「岡安」に

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   突然やってきた「天海一座」の千秋楽、いなくなった須賀廼家千之助(星田英利)の代わりに、主役は天海一平(成田凌)が務めることになった。しかも幕開け間際、女形の漆原要二郎(大川良太郎)がギックリ腰になってしまい、その代わりは竹井千代(杉咲花)が演じることに。

   急きょ舞台に立たされた千代の演技は散々だったが、それが客にはウケたようで、舞台は何とか無事に幕を下ろした。

   夕方、「岡安」に借金取りと一緒にテルヲ(トータス松本)が千代を迎えにきた。女将の岡田シズ(篠原涼子)は、「準備があるから待つように」と一行を奥の部屋に通す。

シズは千代を逃がそうとするが、千代は岡安の今後を案じる

   荷物をまとめている千代のもとにお茶子たちがやってきて、「逃げて」と言う。千代が「それはできない」と言い張っているところに、シズの娘・みつえ(東野絢香)がやってきた。

   みつえ「何ごちゃごちゃやってんねんな。行くで。船着き場でお母ちゃんが待ってる」

   シズは最初から千代を逃がすつもりだったのだ。

   船着き場にたどり着いた千代は、「自分が逃げた後はどうなるのか」と岡安の今後を案じていた。

   シズ「これからは自分のために生きますのや。生きてええのや」

   シズは千代を見送ると、岡安に戻り借金取りに200円が入った袋を投げつけた。

   シズ「そのお金は道頓堀を守りたいいう者がちょっとずつ出したお金出す。これ以上よそもんが調子乗ってたら、どないなことになるか分かれしまへんで」

   気圧された借金取りはそそくさとその場を去っていった。(NHK総合あさ8時放送)

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