2021年 12月 6日 (月)

スクープが何もない各誌「新年合併号」にため息 遺産や遺言状の特集では酒が不味くなる! 「菅・二階政権」が今や「二階・菅政権」に逆転か? 東京地検特捜部が安倍前首相を事情聴取も不起訴の見通し、どうなる?国会での118回の嘘答弁

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テレビ朝日の「事情聴取」フライング報道に激怒した安倍前首相

   安倍前首相が東京地検特捜部に事情聴取されていた。これをいち早く報じたのはテレビ朝日だったが、聴取前だったため誤報となってしまった。

   安倍はこの報道に怒り、テレビ朝日の記者に向かって、「バカじゃないのか! あんな誤報を出したらさ、(テレ朝は)局長が責任を取らないとダメじゃないのか」と、凄まじい勢いで迫ったと、文春が報じている。

   実際に聴取されたのは21日だったから、その時点では誤報だっただけだが、安倍が怒り狂ったのは、聴取が迫り相当ピリピリしていたからだろう。

   政治資金規正法の不記載の罪で、公設第一秘書を略式起訴して、安倍は不起訴となるようだが、安倍がこのことを知らなかったはずはない。起訴はされずとも、政治責任は重大であり、議員辞職を求める声は安倍の地元からも聞こえてくる。

   朝日新聞の調べによると、国会で安倍は「桜を見る会」について118回も事実と異なる答弁をしていた。これでは、国会は何のためにあるのかといわれても仕方あるまい。

   安倍前首相は晩節を大きく汚すことになった。晩節といえば、"無頼派"といわれた作家・伊集院静の昨今の言動も、いささか気になっている。今週の現代の連載「それがどうした」でこう書いている。

   安倍前首相が「桜を見る会」疑惑で東京地検特捜部に事情聴取されるというニュースがあるが、これは首相官邸から話が出たのではないかと推測している。

   そんなことをやっているから今の政治家はダメなのであるとして、

   「『これほど長きに渡って、首相としての責務をきちんとした首相が戦後何人いるのか?』

   こう書くと安倍の味方かという輩がいるが、

   『引退した途端、批判を受けるほど、不誠実な首相であったのか、と言いたいだけの話である』」

   この考えに同調できる"輩"は果たして何人いるだろう。

   菅首相が自分のことを「ガースー」と口にしたと家人が怒っているので、見てみたら本当だった。この男が梶山静六の弟子だったのかと疑ったという。

   「もしかして、相当にレベルの低い男ではないのか? 最初に誉めた、私の目がおかしいのか?」

   伊集院は菅の総裁選出馬表明を聞いて、こう書いていた。

   「会見を聞いていて、もしこの人が宰相ならば、今、目の前にある諸問題への対処、対応に漏れも、穴もないのだろうと思った。おそらく今後、日々起きる諸問題に対しても、あざやかにこなすだろう」

   見る目のないのを反省しているのかと思えば、こう続ける。

   「私は安倍氏の後継は、甘利明氏だと思っている。どう考えても、これほど優秀な政治家は、日本には見つからない」

   私は、作家というものは石原慎太郎のような上から目線ではなく、地べたから虫の目で世の中を見るものだという「偏見」がある。多少袖すり合った作家であるだけに、この発言は哀しい。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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