2021年 1月 21日 (木)

多様性時代の象徴だったが、今回は「夫婦別姓」やら「無痛分娩の是非」やら、あれこれてんこ盛り。肩に力が入り過ぎか...
<逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!>(TBS系)

   2016年社会現象にもなった「逃げ恥」のスペシャルドラマ。あの、みくり(新垣結衣)と平匡さん(星野源)に再び会えるというのだから、ガッキー&星野ファンならずともこんな楽しみなことはない。

   不器用な2人が契約結婚を経て、本当の恋を知り、結婚するまでを描いた前作は、労働としての家事をテーマに、女性の生きづらさを描いたドラマとして、多くの女性の共感と支持を得た。

   大学院卒の高学歴にも関わらず、就職氷河期時代で就職口が見つからず、やむを得ず"派遣社員"として働くも"派遣切り"で無職になったみくり。得意の家事を生かし、契約結婚という就職先を手に入れるというストーリーは斬新で、女性をとりまくさまざまな問題をドラマに入れ込み、それを深刻ぶるのではなく、コメディタッチに描いたところが肝。2人の周りにはゲイ(古田新太・成田凌)やら、結婚しない独身者やら(石田ゆり子・大谷亮平)、いろんなタイプがいて、多様性の時代を象徴するドラマとしても評価が高い。

   今回のスペシャルでは妊娠・出産をテーマに、女性が多い職場での「妊娠・出産の順番待ち」やら「選択的夫婦別姓」やら、「無痛分娩の是非」やら「ワンオペ育児」やら「男性の育休」などなどの問題が織り込まれ、おまけにコロナ禍まで、あれこれてんこ盛りに描き、深刻さが全面に押し出されて、遊びごころが少なくなったのは残念。肩に力が入り過ぎというか......。民教協制作かと思ったほど。(放送2021年1月2日21時~)

(白蘭)

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