2024年 4月 26日 (金)

日本でもついに接種始まる「コロナワクチン」 感染予防効果は? 変異ウイルスにも有効? 専門家が疑問に答えた

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変異ウイルス対応ワクチンも「6週間で開発できる」!? 本当に大丈夫なの?

   変異ウイルスが新たな脅威となっているが、今回のワクチン開発に携わった企業のCEOは「変異したウイルスに対応したワクチンも6週間ほどで開発できる」と話している。

   なぜ短期間での開発が可能なのか。新型コロナウイルスの表面には「スパイクたんぱく質」という物質があり、これが細胞にくっつくと発症する。スパイクたんぱく質を抗体で覆って、細胞にくっつかないようにすれば発症を防げる。

   人間の体には抗体を作り出す能力が備わっているが、抗体を作るためには本物のスパイクたんぱく質を体内に取り入れて体に覚えさせる必要がある。ファイザー社の「mRNAワクチン」は、スパイクたんぱく質の設計図を体内に送り込むことで抗体を作る仕組みだ。

   保里アナ「短期間でワクチンの開発ができるのは、このワクチンの設計図を変異ウイルスに合わせて一部書き換えるだけで作れるからということなんです」

   近江友里恵キャスター「新たな変異型のウイルスができたとしても、短期間で対応できそうということでいいんですかね」

   中野さん「理論上は確かにできるのかもしれません。でも今国民の皆様が気にされているように、有効性や安全性は多数の方に接種しないとわからないので、十分な検証に一定の期間は必要だと思います」

   結局しばらくはwithコロナの日常が続きそうということか。

文   ピコ花子
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