森喜朗会長の口先謝罪と開き直りの逆切れ会見に日本中が憤激! 「もう聞きたくない」と会見打ち切り

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   「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」という女性蔑視・女性排除の放言で、もう辞任しかないと見られた東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長のきのう4日(2021年2月)の釈明会見は、口先謝罪と開き直りの逆切れ会見となって日本中を憤激させた。

   とにかく、あきれた発言のオンパレードだった。最初に幹事社として質問した日本テレビの記者に対しては、「僕はね、マスクされてると言葉がよく聞き取れないんで」と高飛車にマスクを外すよう注文し、「自分からどうこうしよう(辞める)という気持ちはありません。老害が粗大ごみにになったのかもしれませんから、そしたら掃いてもらえばいい」と、辞めさせられるものなら辞めさせてみろと言わんばかりだった。

   さらに、女性蔑視発言について質問が続くと、「面白おかしくしたいから聞いてくるんだろ」と気色ばみ、別の記者にも「(マスクを)取ってくれ。聞こえないんだよ」と噛みつき、「もう聞きたくない」と質問を拒否して、「では」と会見を切り上げてしまった。

スタジオも唖然とするばかり

   およそ、釈明にも謝罪にもなっていない会見に、「グッとラック!」の出演者たちも唖然とするばかりだ。司会の立川志らくは「何しに出てきたんだろう。反省していない。とりあえず謝ってやるからというだけですよ。あんまり頭が良くないのかなあ」と吐き捨てる。フワちゃん(YouTuber芸人)は「全然寝てないときの私みたいな最悪の態度」と、これはわかりやすい。

   アンミカ(タレント)「(森会長がマスクを外して)と言った相手は、たまたまなのか、2人とも女性記者でした。そして、"アンタ"というような言い方をしてました。基本的なところに女性蔑視があって、根深いのかなあと思いましたね」

   「人気タレントは田んぼを走れ」という森発言に抗議して、聖火ランナーを辞退したメインコメンテーターの田村淳は、「私はもう、森はあきらめましたね。ああ、呼び捨てにしたとまた怒られるから、森氏にしておきますか」と、怒る気にもならないと突き放した。

   若林有子キャスターが、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙やフランスのAFP通信が、"森放言は日本の女性差別に対する意識の低さを現われ"と報じていると紹介した。キャスターの国山ハセンは「私はここが重要なポイントだと思うんです」という。森会長がこのまま居座るなら、選手や海外のオリンピック委員会から東京大会ボイコットが起こりかねない。新型コロナに加えて、開催への心配がまた増えた。

文   カズキ| 似顔絵 池田マコト
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